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家を売る時に、オンラインで不動産会社との一般媒介契約締結と不動産売却がカンタンにできるHOWMA(ハウマ)というサービスをご存知でしょうか?
たくさんある不動産一括査定サイトの中でHOWMAが他と異なるのは、「AI価格診断」と「スマート不動産売却」の2つのサービスです。
HOWMAが提供するサービスでは、人工知能を活用して自動で家の査定を行い、従来は対面で行っていた不動産会社との一般媒介契約をオンラインで最大6社まで一括締結することができます。
また家を売却する際に、これまで不動産会社と何度もやとりが必要だったのが、HOWMAでは不動産会社の担当者と会わなくても家の売却サポートを受けることができます。
しかし実際に利用するとなると、「不動産会社の担当者に会わずに契約してしまって本当に大丈夫なの?」「AIの査定価格は信用できるの?」などといった不安があるのではないでしょうか。
そこで今回はHOWMAの仕組みや利用する際の注意点、口コミや評判などを紹介します。
もくじ
HOWMA(ハウマ)の評判・口コミまとめ
HOWMAの公式サイトには、実際にサービスを利用した人の口コミが掲載されています。
その中から代表的なものをピックアップしてみました。
HOWMA(ハウマ)の悪い評判
HOWMAの公式サイトはもちろん、インターネットで検索しても、HOWMAの悪い口コミ情報を見つけることはできませんでした。
まだ実際に利用した人はそれほど多くはないのかもしれません。
しかしHOWMAのAI査定では物件をデータだけで査定するために、実際の売却価格とズレが生じてしまう可能性は否定できません。
また、スマホやパソコン操作に慣れていない人にとっては、入力作業が面倒に感じてしまう人もいると思います。
さらに一般媒介契約の場合は、専任媒介契約を結んだ場合と比較して不動産会社の優先順位が低く、広告費をかけて熱心に販売活動を行わないのが一般的です。
こうした不安や不満を感じる方も少なくないと思われます。
HOWMA(ハウマ)の良い口コミ
次に実際に利用した人の良い口コミを見てみましょう。
<新宿区 40代女性>
内見時に直接話をした不動産会社が特に信用できそうだったので、途中から専任媒介契約に切り替えたところすぐに買い手が見つかり、2週間ほどで売却できた。
以前別の機会に不動産会社に査定をお願いしたところ、相場よりもずっと高い査定額で不信感があったので、値下げすることなく売ることができて非常に良かった。
<港区 50代男性>
スマート不動産売却は媒介契約までの流れがスムーズで、各社の査定価格にもバラツキがなく、売却が始まるとすぐに5件ほど内見が決まり、2週間程で売却完了となった。
思っていたよりも1,000万円近く高く売れて驚いている。
上記口コミにある様に、媒介契約までの流れがスムーズな点と、途中から専任媒介契約に切り替えることができるのがポイントです。
HOWMA(ハウマ)のデメリット・注意点
HOWMAによる不動産売却のデメリットや注意点には、次のようなものがあります。
- 利用できるエリアが東京23区に限定される
- 不動産会社の担当者との対面がないので、不明点があっても不動産会社に直接質問できる機会が少ない
現時点での利用エリアはかなり限られていますが、最初は東京8区のみの展開だったので、より速いスピードで普及していくと考えられます。
HOWMA(ハウマ)の特徴・メリット
一方、HOWMAのメリットは以下の点です。
- 無料で利用でき、途中で売却が不要になった場合のキャンセルも無料
- 不動産会社とのやりとりなどの煩わしさがないまた不動産会社から営業を受ける心配もない
- スマートフォンで手軽に最大6社の不動産会社に査定依頼や一般媒介契約の申し込みができる
- 一般媒介契約では物件の囲い込みが発生しないため、買い手が見つかりやすい
- 途中から専任媒介契約に切り替えることができる
一番のメリットは、不動産一括査定サイト特有の、複数の不動産会社とやり取りをしなければいけない手間が減ることでしょうか。
HOWMA(ハウマ)の提携会社一覧
HOWMAに参加している不動産会社には、どんな会社があるのでしょうか。
提携会社10社を簡単に紹介したいと思います。
大成有楽不動産販売株式会社
東京都中央区に本社を置く1986年設立の不動産会社です。
大成建設系の不動産会社「有楽土地」の流通部門が独立して発足した会社です。
不動産流通事業の他、一戸建分譲事業、賃貸管理事業、リフォーム事業などを行っています。
Panasonic Homes(パナソニックホームズ株式会社)
本社は大阪府豊中市にあり設立は1963年です。
旧社名は大手ハウスメーカーのパナホーム株式会社です。
不動産部門の他に、戸建住宅・賃貸集合住宅・リフォーム工事などの建築請負部門と住宅システム部材販売部門があります。
Marubeni Real Estate Development(丸紅リアルエステートマネジメント株式会社)
大手総合商社丸紅のグループ会社で、東京都港区に本社があります。
主な事業内容は不動産(売買・賃貸借・仲介等)、不動産管理、建設工事の設計監
理及び請負、ビル管理、メンテナンスなどです。
株式会社大京穴吹不動産
株式会社大京のグループ会社で、東京都渋谷区に本社があります。
主な事業内容は不動産の売買・仲介・賃貸借・管理と不動産に関する調査・鑑定・コンサルティング業務などです。
あなぶきハウジングサービス(株式会社穴吹ハウジングサービス)
香川県高松市に本社があり、分譲マンション等の建物管理事業、賃貸仲介、パーキング事業、リフォーム、建築設計監理事業などを手掛けています。
東京都港区に東京本社があります。
リニュアル仲介株式会社
東京都新宿区に本社がある2011年に設立された比較的新しい会社です。
不動産仲介事業の他に不動産フランチャイズ事業を展開し、不動産仲介事業者とリフォーム事業者に瑕疵保険・住宅履歴・インスペクション・リフォームと住宅購入の一体ローンなどを提供しています。
朝日リビング株式会社
本社は東京都町田市にあります。
会社設立は古く1972年です。
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東京、神奈川、千葉、埼玉に11店舗を構え、不動産の売買・仲介・賃貸借の他、リフォーム事業を行っています。
TOHO HOUSE 大田東京(株式会社東宝ハウス大田東京)
本社は東京都大田区にあります。
不動産の売買・仲介・賃貸などを行う総合不動産業者で、東京、神奈川、埼玉、千葉に展開する東宝ハウスグループの東京城南エリアを管轄する会社です。
Century 21(株式会社センチュリー21・ジャパン)
東京都港区に本社を構え、国内でセンチュリー21のフランチャイズを展開する本部が株式会社センチュリー21・ジャパンです。
不動産売買系の不動産フランチャイズとしては業界最大手です。
HouseDo(株式会社ハウスドゥ)
本社は東京都千代田区にあります。
事業内容はフランチャイズ事業の他、不動産売買、不動産流通、不動産金融、リフォーム、建物管理などです。
不動産売買仲介専門フランチャイズでは国内第一位となっています。
東証一部上場企業。
HOWMA(ハウマ)のスマート不動産売却の流れを解説!
HOWMAの申し込みからスマート不動産売却完了までの流れは以下の様になります。
➀無料申し込み
7項目の入力で登録完了です。(※HOWMAのAI査定を依頼する流れを参照)
スマホでの入力も可能です。
↓
➁査定が届く(最短3日後)
↓
➂媒介契約締結
各不動産会社からの査定を参考に売り出し価格を設定します。
設定後に「締結」ボタンを押して媒介契約締結完了です。
↓
➃媒介活動報告・内見
各不動産会社から媒介活動報告や内見の通知がきます。
内見日の調整が可能です。
↓
➄売却完了
売却を行った不動産会社の指示をもとに買主と売買締結を締結します。
以上の様に、複数の不動産会社と一括で一般媒介契約を結び売り出し依頼ができるのが最大のメリットです。
HOWMA(ハウマ)の仕組み・ビジネスモデル
従来の一括査定サイトは、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できるのがメリットでしたが、その後は直接各不動産会社の担当者とやり取りを行うため、何度も複数社と連絡をとりあったり、しつこく営業を受けたりするデメリットがありました。
一方、HOWMAのスマート不動産売却は、不動産会社との間にHOWMAの担当者が入るので、複数社との煩雑なやり取りは必要ありません。
やり取りをするのはHOWMAの担当者だけなので、煩わしさがないのがメリットです。
さらにオンライン上で一般媒介契約を締結することが可能なビジネスモデルになっています。
売り出し中には各不動産会社から進捗報告(媒介活動報告)が届き、内見のスケジュール調整も可能です。
また不明点や不安な点は、HOUMAのスタッフにチャットで相談することができます。
不動産価格査定システム「HOWMA(ハウマ)」のAI査定は精度が高い!
HOWMAでは、AI(人工知能)を使って不動産の査定を行います。
AIによる査定なので、人間には処理しきれない膨大なデータに基づいて査定を行うことができるのが最大の特徴です。
しかし、一方ではデメリットもあります。
ここではAI価格診断のメリットとデメリットを紹介します。
HOWMA(ハウマ)「AI査定」の特徴・メリット
HOWMAでAIが物件を査定する際に使用する情報は、国土交通省発表の公示価格や過去の取引事例といったデータで、1年で収集・処理する物件情報は約120万件にのぼるといいます。
申し込みフォームに情報を入力するとそこから緯度・経度を特定して周辺環境をチェックし、常に最新の情報を駆使して査定するのが特徴です。
AI査定のメリットは以下の点があります。
・正確な査定ができる
公示価格や周辺情報などの多くの最新情報を活用して査定するので、人間にはできない精密な査定を行うことができます。
・査定が迅速
HOWMAの査定はAIが自動処理で行うので、スピーディーな査定が可能になります。
わずか2分で査定結果が出るというのが最大の魅力で、今すぐに不動産の価格を知りたい場合には最適です。
・スマホから気軽に査定依頼ができる
どこにいても隙間時間を利用して気軽に査定依頼が可能です。
HOWMA(ハウマ)「AI査定」のデメリット・注意点
一方、AI査定にはデータのみで査定するが故のデメリットもあります。
・人間の感覚的な判断が査定に反映されない
データのみで査定するので、人間が訪問査定を行う場合の様に日当たりや部屋
の雰囲気、居心地の良さといった感覚的な判断を査定に反映することができません。
・レインズのデータを利用できない
HOWMAでは「成約価格」などのレインズのデータ提供を受けていないため、査定に使用できるデータには限度があります。
また、AI査定の元データとして利用されているネット上の無料情報(売り出し情報)だけでは、今一つ信頼性に欠けてしまうことは否めません。
HOWMA(ハウマ)の「AI査定」を依頼する流れを紹介
次にHOWMAのAI査定の流れを紹介します。
- HOWMAの公式サイトを開き「無料で査定する」ボタンをクリック
- 最初のフォームに物件所在地、建物の種類、建物面積(専有面積)を入力
- 次に出てくるフォームに築年数、利用状況、家との関係、売却に対する今の気持ちを入力
- 完了ボタンを押して終了
たった7項目の入力作業で完了です。
スマホでも簡単に入力することができます。
申し込みが終わると、一度だけ本人確認と物件や設備の状態確認、権利証などの
書類の確認、撮影のためにHOWMAのスタッフの訪問があります。
その後各不動産会社から査定が届く仕組みです。
ただし、HOWMAの査定サービスの結果を見るには会員登録が必要になります。
メールアドレスもしくはフェイスブック、LINEアカウントでの登録を行います。
HOWMA(ハウマ)の会社情報
HOWMAを運営しているのは、東京都港区芝浦に本社を置く株式会社コラビットです。
同社は「中古流通」に焦点をあて、ITを活用した中古住宅流通の活性化に取り組んでいる2011年創立のベンチャー企業です。
事業内容は、HOWMAの開発・運営の他に、スマートフォン用アプリケーションの開発、保守、販売およびWebサービスの開発、保守、販売となっています。
まとめ
ここまでHOWMAについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
HOWMAは、家を売りたくても複数の不動産会社に個別対応するのが面倒な人や、だからといって1社だけに任せておくのは不安な人、すぐにでも査定して欲しい人にはうってつけのサービスです。
現時点では東京23区内のみの対応なのが残念ですが、不動産の売却を検討していてエリア内に物件がある方は、無料なので是非一度利用してみることをオススメします。