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ハウスメーカーの評価

ハウスメーカーおすすめ29社全比較~不動産のプロが坪単価から特徴まで完全評価

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家を建てる際には基本的にハウスメーカーか工務店に依頼する人がほとんどでしょう。

ハウスメーカーや工務店は地域の小さな店舗から全国に支社を持つ大きな会社まで様々なメーカーが日本には点在しています。

大手と呼ばれるメーカーもダイワハウスや積水ハウスなどなど年間売上1000億円を超える会社は10社を超え、100億円以上の売り上げとなると29社にも登り、どこを選んでいいのか悩む人もいることでしょう。

そこで今回は売上100億円以上のメーカーに絞って、メーカーの特徴や価格などを詳しく紹介していきたいと思います。

この記事を是非メーカー選びに役立ててもらえたら幸いです。

もくじ

ハウスメーカーの売上ランキング

現在ハウスメーカーの上位29位までの売上は下記の通りになっております。

順位 会社名 売上
1位 大和ハウス工業 1兆2388億円
2位 積水ハウス 1兆223億円
3位 住友林業 6475億円
4位 住友不動産 6325億円
5位 へーベルハウス 3673億円
6位 セキスイハイム 3289億円
7位 パナホーム 2237億円
8位 一条工務店 2047億円
9位 三井ホーム 1578億円
10位 タマホーム 1430億円
11位 ミサワホーム 1245億円
12位 トヨタホーム 865億円
13位 フジ住宅 575億円
14位 日本ハウスホールディングス 470億円
15位 スウェーデンハウス 441億円
16位 クレバリーホーム 385億円
17位 サンヨーホームズ 376億円
18位 ヤマダ・エスバイエルホーム 375億円
19位 アキュラホーム 368億円
20位 東急ホームズ 362億円
21位 穴吹工務店 318億円
22位 大成建設ハウジング 300億円
23位 藤木工務店 280億円
24位 三菱地所ホーム 272億円
25位 アイフルホーム 270億円
26位 細田工務店 214億円
27位 アエラホーム 200億円
28位 木下工務店 200億円
29位 セルコホーム 130億円

このランキングを見る限りでは、売上高1兆円を超えている大和ハウスと積水ハウスは他の追随を許さぬほど、ダントツで大きな売上となっています。

ランキング下位でも木下工務店や大成建設など、有名メーカーと呼ばれる会社も多く、こうしてみると建築業界というのはひとくくりで有名メーカーと言っても、その規模は会社によって大きな差がある業界なのでしょう。

現在は2020年の東京オリンピック開催によって引き起こされたオリンピック効果によって、ほぼすべてのハウスメーカーは増収増益となってきています。

この流れはオリンピック直前まで続くものとみられており、それ以降は落ち着いてくるのでしょう。

このランキングに沿って、それぞれの会社を解説していきましょう。

業界売上1位のダイワハウス

坪単価:70万円~

業界の二大巨頭の一つであるダイワハウス。

ハウスメーカーとして初めてデベロップメントを行った会社であり、戸建て住宅の他に賃貸住宅、商業施設、事業施設、ホテルやリゾート施設など様々な建物を建てています。

そんなダイワハウスの最大の特徴は最長50年という、超長期保証があることでしょう。

家が建った後のアフターサービスというのは非常な判断材料であり、この保証の存在がダイワハウスを業界最大手に押し上げたと言っても過言ではありません。

また、品質も安定しており質の高い家づくりをしてくれます。

さらに、ダイワハウスでは家主が急な転勤などで家を手放す事情が出てきた際に、マイホームを借り上げて、賃貸として貸し出してくれるサービスを提供。

これにより、せっかく建てた家を無駄にすることなく収入源として活用することが出来るのです。

坪単価は70万円を超えており、大手とよばれるハウスメーカーの中でも安い部類に入っております。

業界最大手の積水ハウス

坪単価80万円~

2016年の売上ランキングは2位に甘んじていましたが、長らく業界最大手として君臨し続けたのが積水ハウスです。

積水ハウスは戸建以外の賃貸住宅やマンション建設などでも上位に食い込んでいる企業であり、その地位は不動。

今後も最大手であり続ける企業と言えるでしょう。

そんな積水ハウスは日本の企業の中では早い段階でリフォーム部門を立ち上げたことで知られており、その技術力は非常に高いと言えます。

商品のラインナップも他社と比較して豊富であり、鉄骨造の物件をメインとして営業をしています。

坪単価は80万円からと少し高めですが、建主のライフスタイルに合わせた家づくりには定評があり、質の高い物件を提供してくれるでしょう。

木造住宅最大手の住友林業

坪単価70万円~

住友林業は、会社名にある通り昔は林業を主として行っている会社でした。

日本の国土の900分の1に達する面積の山林を保有している企業であり、木造を中心とした商品を大々的にアピールしています。

現在では日本の木材のみならず、海外の高級木材を使用した商品も提供。

最高級の木造住宅を建てる企業として、その知名度は抜群でしょう。

そんな住友林業の坪単価は70万円からと決して安くはないものの、他のメーカーでは味わうことの出来ない高級感あふれる木造住宅を建てることができるとして、非常に人気の高いハウスメーカーです。

マンション供給率首都圏№1の住友不動産

坪単価 50万円~

住友不動産は、住友林業と同じく住友グループの一つ。

そのため、二つの会社が同業で競争しないようにと、住友不動産は戸建よりもマンション事業に力を入れています。

売上高は確かに第4位になっていますが、その売上の大部分はマンション経営で得た利益となっており、純粋に戸建のみの売上ではありません。

しかし住友不動産は戸建が苦手というわけではなく、逆に低価格かつ高品質なものを提供して居くれます。

耐震性にこだわり、独自工法を加えて出来た家は大地震にも耐えうる設計に。

さらにリフォーム部門では「新築そっくりさん」という商品が有名。

こちらは敷地延長や接道していないなどの理由で古い建物が建っているけれども建替えが効かない土地でも、新築同様にリフォームすることができるので、急な相続などで土地を有効活用したい人に高い人気があります。

新築そっくりさんはそこまで坪単価的に見ると安いわけではありませんが、通常の戸建ならば坪50万円程度から建てることができるローコストな点が嬉しいところ。

都市部に強いヘーベルハウス

坪単価80万円~

ヘーベルハウスは早い段階で都市部の極小土地に適した縦長タイプの家づくりに着手し滝行であり、その結果首都圏をはじめとした都市部では高いシェアを誇っています。

また耐震性に絶対的な自信を誇っており、独自の制振装置の評判は高く、耐震性で選ぶならヘーベルハウス一択でしょう。

さらに、通常ならば20年程度で価値がなくなる家屋にも価格を付けて買い取ってくれる「ストックヘーベルハウス」を採用。

これにより最大50年経った家でも価値を付けて買い取ってくれるため、何らかの事情で住み替えをする時でも安心して売却することが出来ます。

保証も30年目までは無料の点検を行い、有償で最大60年の点検を受けられる点も評価できるでしょう。

しかし、ネックとなるのが坪単価です。

ヘーベルハウスの坪単価は最低でも80万円は超え、これは数あるハウスメーカーの中でもトップクラス。

坪単価は高いですが、それに見合った高品質の家、充実した保証内容、安心の買取システムが揃っているため、家づくりに妥協したくない人にはお勧めできます。

60年以上安心して住み続けられるセキスイハイム

坪単価:65万円~

セキスイハイムは工業化住宅に優れたハウスメーカーとして、全国的に支社を持つ大手ハウスメーカーです。

工場で鉄骨ラーメン構造のボックス型ユニット、つまりは骨組みを生産してそれを建築現場で組み合わせるという珍しい手法で家づくりに取り組んでいるのが特徴。

この手法により、一から家を建てるよりも大幅に工期日数を減らしすることができ、かつ頑丈な骨組みによる高い耐震性を持っています。

近年では太陽光発電と蓄電池を併用した電力システムを導入しており、光熱費を大幅に削減することを可能に。

さらに、古くなったセキスイハイム住宅をメーカーが直接買い取ることにより、工場で骨組みを点検、補修して次の購入希望者へ渡す「再築システムの家」という独自の竜ルートを確立。

これにより、長期間使うことで家屋の価値が0になるのを防ぎ、どんな物件でも価格を付けてくれます。

坪単価は65万円からと比較的安価になっており、これは工期が短いことによる人件費の削減が要因でしょう。

また、値引き率も高いとの評判なのでさらにそこから下がる可能性があります。

電気設備のパナホーム

坪単価:70万円~

パナホームは家電メーカーとして名高いパナソニックグループのハウスメーカーです。

家電メーカーのグループということで、電気設備や省エネ設備は一級品。

特に太陽光発電システムや蓄電池を積極的に住宅に取り込むことにより、光熱費0を目指しています。

パナホームの家づくりは、セキスイハイムと同じく工業化されたものです。

工場で骨組を作り、それを現場に持っていき組み立てることで工期の短期化を実現。

さらに工業化物件の中でも最高の9階建の物件を建てられるということで、家電メーカーのグループと言えども侮れない技術力を持っています。

設計も15cm刻みと細かく調整可能な独自のモジュールシステムを採用。

これにより制限の多い土地でも最大限のスペースを使った家を建てることが出来ます。

そんなパナホームの坪単価は70万円からとハウスメーカーの中でも平均的な価格となっています。

細かな調整可能な設計と、一級品の設備を考えると決して高い価格ではありません。

特に東日本大震災以降、エネルギー問題というのは多く取り沙汰されており、太陽光発電が人気になってきています。

これからパナホームのような物件の需要は高まってくるでしょう。

免震住宅シェア№1の一条工務店

坪単価:60万円~

年間売上2000億円を記録し、工務店最大手として君臨しているのが一条工務店です。

その技術力は高く、断熱性能と機密性能表す数値が最もいいメーカーであり、標準設備で温度交換効率90%の熱交換型換気システムを完備。

他にも断熱性能や機密性能の高さをアピールするメーカーも多いですが、実際の数字として表しているところは少なく、キチンと数字を公開している一条工務店は信用に値するでしょう。

さらに一条工務店は免震住宅を初めて開発したメーカーであり、現在では全国4100棟を手掛け、そのシェア率は驚きの88%。

免震住宅で選ぶのならば一条工務店でしょう。

そんな一条工務店の坪単価は60万円と安い部類に入ります。

これは自社製品を海外の関連工場で製造しており、製造コストを抑えることに成功しているからです。

ハウスメーカーと比べても安い価格に全国シェア1位の免震住宅。

地震が多い日本において一条工務店の存在はこれからも重宝されていくでしょう。

デザイン性で選ぶ三井ホーム

坪単価:70万円~

三井不動産の子会社の大手ハウスメーカー。

「暮らし継がれるよろこびを未来に」をコンセプトとして、木造枠組壁構法の住宅を得意としています。

木造住宅の材料は美しい年輪と高強度を兼ねそろえたカナダ産の樹齢100年以上のものを使用。

外壁は超高断熱性能を誇り、「スマートブリーズ」と呼ばれる空調システムを導入して花粉やほこりなどが外部から侵入しないようにしています。

そんな三井ホームの最大の特徴といえば高いデザイン性でしょう。

三井ホームでは外部のインテリアコーディネーターと連携することにより、高い自由度と高いデザイン性を両立。

デザインの多くはどこか西洋を感じさせるものが多く、オシャレな雰囲気を漂わせています。

坪単価は70万円からとハウスメーカーとしては平均的な金額であり、高いデザイン性の家がこの価格で買えると考えると、そこまで高く思えません。

事実、一昔前は高所得者向けのイメージがあったのですが、現在では比較的おとなしめの価格に落ち着いてきました。

デザイン性の高さならばハウスメーカー随一なので、若い人にも人気があります。

低価格で勝負するタマホーム

坪単価:40万円~

平成12年設立とまだ若い会社ながら売上ランキング10位に食い込んだのがタマホームです。

設立当初から特徴的なCMと他社には真似できない圧倒的なコストパフォーマンスによって、瞬く間に有名になっていきました。

当時から坪単価40万円からの価格帯を守ってきており、坪単価が上がり続けている昨今の業界の中では異質な存在となっています。

その分設備や機能的、アフターサービスなどの面で優秀ではないという話もあり、高級志向の人にはあまり人気がありません。

しかし、世代別平均年収が年々下がり続けている中、安く家が建てられるハウスメーカーというのは貴重です。

独自の木質パネル工法のミサワホーム

坪単価:70万円~

分譲住宅に力を入れているハウスメーカーとして人気が高いのがミサワホームです。

そんなミサワホームでは木質パネル工法と呼ばれる独自工法を採用しており、壁などのパネル類を現場で接着させ、合わせることで高強度を実現。

使われている接着剤もそのパネルに合わせて多種多様に揃えており、長期間にわたって強度を保つことが出来るように改良されています。

パネルは断熱性能が高い木質パネルを使用しており、次世代省エネ基準を大きく上回る数値のものを使っているため、その断熱性能は他社を圧倒。

大手ハウスメーカーの中でも上位に位置する断熱性能を誇っています。

デザイン力に関しても高い評価を得ており、1996年にハウスメーカーとして初めてのグッドデザイン大賞を受賞されてから、その後20年連続で受賞。

シンプルかつ洗練されたデザインは様々な人に評価されています。

ミサワホームの坪単価に関しても性能の割には安い部類に入り、高品質低価格の家を提供していることがわかるでしょう。

業界トップクラスの頑丈な家を作るトヨタホーム

坪単価:60万円~

世界有数の自動車メーカーとして名高いトヨタの子会社として、業界に食い込んできたのがトヨタホーム。

基本的に鉄骨造の自由設計で家を建てており、高い耐久性と高い耐震性を実現しています。

特に柱の太さは12.5cmと業界トップクラスの太さになっており、耐震等級最高ランクの3を大幅に上回る耐震性を持っており、ハウスメーカートップクラスの耐震性がある点は評価できるでしょう。

さらに自動車技術で培われた様々な技術を採用している点も他社との違いでしょう。

特に活かされているのは「カチオン電着塗装」と言われている防錆技術です。

鉄骨造では鉄のさびが最大の敵ですが、トヨタホームでは柱に2層の防錆塗装を、湿気がたまりやすい梁には3層の防錆塗装を施行。

工場では全体の約85%をコンピューターで制御された機械によって製造しており、ムラのない安定した鉄骨を生産しています。

このように、トヨタホームは鉄骨造という点では業界トップクラスの高品質な家を提供しています。

気になる坪単価は65万円からということで、特別高い価格帯ではない点も嬉しいポイントでしょう。

大阪トップシェアを誇るフジ住宅

坪単価:50万円~

大阪府で注文住宅トップシェアを誇るメーカーがフジ住宅です。

地元密着型のハウスメーカーとして、分譲住宅を主に販売しており、常に大阪府供給実績のトップ3以内に存在。

基本的にとは土地と一緒に販売することで安く仕上げることができ、安定した実績を持っています。

肝心の住宅性能は特に尖ったものはなく、よく言えばシンプル、悪く言えば特徴のない家を作っています。

耐震性にこだわっているのか、耐震等級は最高ランクの3を獲得。

FXウッド工法という工法を採用しており、独自の工法は使用していません。

そのため、材料やパーツなどはある程度大量仕入れすることができ、これが坪単価に反映されているのでしょう。

住宅の品質も価格に見合ったものであるという評判を受けており、ごくごく標準的な仕様でも多くの人が満足しているようです。

しかし不満点もあり、例えば多くのメーカーが行っている自由設計を行う場合は別途設計料がかかります。

これはフジ住宅が大きな土地を購入し分譲住宅として建てることが多いため、どうしてもノウハウ的な問題と、価格を抑えるために標準設備を大体決めているからでしょう。

そのため、オプションとして用意されている商品も少なく、住宅設備の位置を自由に決めることができません。

その分、決まったつくりの住宅としての性能は価格に負けない品質となっており、分譲住宅としては高評価であり、地域密着型の強みを活かしたメーカーであると言えるでしょう。

東北地方強い日本ハウスホールディングス

坪単価:55万円~

日本ハウスホールディングスは元々岩手県盛岡市と東京都千代田区の二つに本社を置いていました。

現在は東京本社に統合したものの、今なお東北地方では高い知名度を誇ります。

そんな日本ハウスホールディングスでは、木造住宅を得意としており、材料はヒノキを多用することで有名。

特に日本ハウスホールディングスはヒノキにこだわっており、材料の全てが血統書付きのヒノキ。

他の杉やエゾ松などの材料よりも強度が高く、さらに太さが12cmと10.5cmという太い柱を使い分けることにより、高い耐震性を実現しています。

日本ハウスホールディングスでは他のハウスメーカーとは違い、建築の際に下請け業者を使うことはありません。

自社で大工を準社員として雇用しており、現場で働く人のほとんどのこの準社員の方々です

そのため、標準仕様が高グレードでありながらも坪単価55万円からという低価格で提供することを可能に。

その分、大きな値引きはあまり期待できないため、ほとんどが提示された金額になるようです。

また、標準設備以外のメーカーの設備に変更すると通常価格になるため、基本的には標準設備のままを選択したほうがいいでしょう。

全国的にファンが多いスウェーデンハウス

坪単価90万円~

スウェーデンハウスはその名の通り、スウェーデンの住宅を日本でも普及させるべく立ち上がったメーカー。


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本格的なスウェーデンの家を建てるため、本元のスウェーデンから材料と工法を輸入し、家づくりを行っています。

北海道で設立されたスウェーデンハウスは高気密高断熱に高い信頼性があり、事実、ハウス・オブ・ザ・イヤーでは一条工務店とともに対象を受賞した点から、その性能の高さが分かるでしょう。

スウェーデンハウスでは高気密高断熱を実現するために、壁同士の接合部分にも断熱材を挟み込むことにより気密性を高めています。

さらに断熱材を外壁に隙間なく配置することで魔法瓶のような高い断熱性能を持つ構造。

窓ガラスは3層と東北地方で標準設備されている2層ガラスよりも高い断熱性能を実現しています。

デザインはスウェーデン地方の家そのものであり、他のメーカーでは見ることが出来ないオシャレな北欧風の家に。

このデザインが特に評価が高く、スウェーデンハウスの家を建てたいと考えている人はたくさんいます。

しかし、スウェーデンハウスの坪単価はヘーベルハウスよりも高く、場合によっては坪単価100万円近くになることも。

この材料や工法などすべてを輸入しているため、坪単価が高くなっていますが、それに見合った素晴らしい家を手に入れることができます。

オシャレな外壁タイルが人気のクレバリーホーム

 

坪単価:30万円~

クレバリーホームは東関東で実力をつけ、1998年に全国展開を始めた比較的新しいメーカーです。

各地に直営店を設けているほかに、工務店などがフランチャイズとして看板を掲げている場合もあり、技術的な面は少しムラがある印象。

クレバリーホーム一番の特徴と言えば、ギリギリまでコスト削減をして実現したかかックの安さでしょう。

クレバリーホーム自体が安さを全面に出す広告や営業を行っているわけではなく、工務店では、平均より低い程度です。

しかし安いから品質が悪いというわけではなく、不要なものを削って出来た価格設定であると言ったほうがいいでしょう。

基本工法は在来軸組み工法で面材を多用しているごく一般的な工法。

そのためシンプルな家になりがちですが、クレバリーホームでは外壁タイルの種類が多く、シンプルな作りながらも華やかな印象にしています。

石など、自然素材を高温で焼き固めたことで作られている風情ある外壁タイルは、耐傷性及び耐水性が高く、価格以上の性能を実現。

天候に左右されずらい自然素材のタイルは耐久性も高く、20年以上今の姿を保ち続けます。

このようにクレバリーホームは低価格ながらも外壁タイルにこだわり、シンプルになりがちな家のデザインの幅を広げています。

住宅性能は特筆する点がありませんが、低価格ながらもデザインに少しこだわりたい人などにはいいのではないでしょうか。

エコにこだわるサンヨーホームズ

坪単価:55万円~

サンヨーホームズは大阪府に本社を置くハウスメーカーであり。エコと安全にこだわっているメーカーとして知られています。

省エネを意識し、太陽光発電を標準設備として採用。

坪単価55万円からという数字も、太陽光発電や光触媒の外壁などの費用を含んでの数字であり、そう考えると安い価格になるでしょう。

安全に関しては、「長寿命住宅」をかかげ建替えずに長く住み続けられる家を設計。

建替えをすると廃棄物が発生し、環境に悪影響を与える点を考え、建替えずにリフォームしやすい家という独自のプランで家を建てています。

屋根材にはガラスコーティング、外壁材には光触媒、基礎は独自の大型基礎を採用するなど、全体的に汚れにくく耐久性のある作りにしており、その耐久性は信頼におけるでしょう。

プレハブ工法のため工期も短く、アフタフォローも標準的な30年を用意。

太陽光発電は近年注目を浴びているため、今後も業績を伸ばしていくでしょう。

60年以上の歴史を誇るヤマダ・エスバイエルホーム

坪単価:55万円~

ヤマダ・エスバイエルホームは昭和26年に設立された歴史あるハウスメーカー。

あの大手家電量販店のヤマダ電機の子会社であり、サンヨーホームズと同じく大阪府に本社を構えています。

ヤマダ・エスバイエルホームでは独自の壁内換気システムを導入。

これは高気密・高断熱の住宅で起こりやすい内部結露を防ぐために、構造パネル内に空気の通り道を作ることにより、湿気の放出を可能にした特殊構造です。

これにより内部結露による腐食を防ぐことができ、住宅の寿命を延ばすことに成功しました。

しかし弱点として、高気密・高断熱を捨てている節があり、どちらを選ぶかは建主次第でしょう。

メインの商品としては「小堀の住まい」という名前の完全自由設計の家、自由度は低いが標準設備のグレードが高い企画型住宅の二つに分けられます。

「小堀の住まい」は自社で抱えている建築士がデザインをしており、オンリーワンの家を全面に押し出して、デザイン性の高さをアピール。

建主の要望に合わせた世界でただ一つの住宅を建ててくれます。

坪単価は55万円からと安く、設備のグレードも高いためコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

独自のネットワークを駆使してローコストを実現したアキュラホーム

坪単価:50万円

アキュラホームはローコスト住宅の先駆けとなったハウスメーカーです。

1981年の設立当初からローコスト住宅を販売。

なぜアキュラホームが価格を抑えて販売できるのかというと、アキュラホームでは「ジャーブネット」という独自の工務店ネットワークを持っており、これにより建築資材を大量購入することで資材コストを抑えられるからです。

こういった建築資材の大量仕入れとなると、企画住宅をメインに行っているハウスメーカーが多いのですが、アキュラホームでは構造体の外周部分と内装部分を区分して作る独自の技術の他にも様々な技術を持っており、これを駆使して自由設計にも対応。

低価格の自由設計住宅を建てることが出来るのです。

さらに資材は壁倍率5倍の高耐力壁の「ストロングウォール」、新省が発表している高密度断熱材基準値の2~3倍もの厚さの断熱材を使用するなど、高性能の資材を投入。

「コストの妥当性」ランキングで全国4位に食い込むなどコストパフォーマンスが非常に高いことが知られています。

しかし近年ではタマホームを始めとするローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーが増えてきており、アキュラホームは価格の点では中途半端な印象になってきています。

断熱性能に関しては価格以上のものを味わうことができますが、それ以外の設計に関しては特筆する点がなく、ローコストだけで攻めるには難しい時代に突入してきました。

そのため、今後さらなる独自技術を開発してくる可能性があり、将来的にも楽しみなハウスメーカーです。

北米の住宅をイメージした家づくりの東急ホームズ

坪単価:50万円~

東急ホームズは北米の住宅街を参考にしたオシャレな住宅を手掛けるハウスメーカーです。

「ミルクリーク」と名付けられた住宅は、全部で8つの種類があり、どれも日本では中々見られないようなデザインに仕上がっており、価格以上のものを感じられるでしょう。

材料は床材や窓枠、ドアなどの外装から内装部分にかけて材料の半分を輸入で仕入れており、本場ならではの品のある雰囲気を演出。

輸入住宅と言えばスウェーデンハウスなどのメーカーがございますが、他のメーカーに比べ安価に施行出来るのが最大の特徴です。

また断熱性能も高く、省エネ基準の2.7W/m2kに対し1.3W/m2k。

これは単純に考えると24時間冷暖房を使用した際に使用するエネルギー量が半分程度ということになり、かなり光熱費を抑えることが出来るのが分かります。

このように高いデザイン性と断熱性能を確保しつつも、安い価格で建てられるということもあり、販売数を着実に伸ばしてきています。

アフターサービスが厚い穴吹工務店

坪単価:40万円~

大手工務店として独自の立ち位置にあるのが穴吹工務店です。

「サーパス」というマンションを全国的に建てて経営するなどデベロッパーとして知られており、その技術を活かした「サーパスホーム」という戸建住宅も展開。

穴吹工務店では設計から施行まで自社一貫体制を貫いており、柔軟かつ臨機応変な対応を心がけています。

そんな穴吹工務店最大の特徴は、他社にはない手厚いアフターサービス。

年末年始を除いて相談できる相談窓口を設け、住んでいて何か困ったことがあれば、すぐに相談することが出来ます。

さらに標準設備で、録画機能付きインターホン、防犯合わせ複層ガラスなど高セキュリティ性能を完備。

さらに自由設計を行っているため、建主のライフスタイルに合わせた家を作っています。

坪単価も40万円からと安く、収入が少ない若者でも手が届くでしょう。

そんな穴吹工務店ですが、尖った特徴がなく価格が低く堅実な家を作るという印象。

断熱性や耐久性に関しては特筆する点があまりないため、今後何らかの独自技術の開発に期待したいメーカーです。

コンクリート造に強い大成建設ハウジング

坪単価:60万円~

態勢ハウジングでは「パルコン」と呼ばれるコンクリート造の住宅を主力商品として販売しています。

一般的にコンクリート造の戸建てというのは、長期間の工期、コンクリートの構造的な強度の不安などの欠陥があるものですが、大成建設ハウジングでは工場でコンクリートを生産する際に振動装置によってコンクリートを振動させ、均一かつ短時間での生成する技術を確立。

表面仕上げは熟練者の手作業で行うことにより、ムラのないつややかなコンクリートを作っています。

コンクリート造の家というのは木造や鉄骨造に比べ比重が重く、地盤調査をしてしっかりとした基礎を作らなければ沈む可能性のあるものです。

その点、大成建設ハウジングは40年以上のノウハウがあり、適切かつ正確な基礎作りを作っており、高い信頼性を獲得。

欠点としては、通常の戸建てよりも地盤改良が必要になる確率が高く、基礎にお金がかかる可能性がある点です。

それ以外では坪単価と比較して高い品質の家を作ることで知られており、ぜひコンクリート造の住宅が欲しいという人にお勧めできるメーカーでしょう。

高級志向の戸建てを建てる藤木工務店

坪単価:40万円~

大阪府に本店を構える藤木工務店は戸建よりもマンションや福祉施設などの売上が7割を超えているゼネコン企業です。

戸建は麻布や世田谷、高松や苦楽園といった高級住宅街を中心に自由設計の家を建設。

創業120年を超え、その歴史が培ったノウハウで作られた家はどれも他のメーカーでは見ることのできない極上の家となっています。

高気密高断熱の先駆け・三菱地所ホーム

坪単価:65万円~

現在では当たり前となった高気密高断熱の家を1992年から作り上げ、日本で広めるきっかけになったのがこの三菱地所ホームです。

その名の通り、三菱グループの一つであり、三菱電機と共同で作り上げた独自の空調システム「エアロテック」を完備。

エアロテックは全館空調システムであり、小さな吹き出し口が各部屋についており、どの部屋でも一年中快適に過ごすことが出来ます。

しかし全室となると電気代が高くなるのでは?と思いますよね。

三菱地所ホームは高断熱高気密の建物構造のため、空調効率は業界トップクラス。

一般住宅では年間やく10万円程度の電気代がかかるのに対し、エアロテックでは最大半額程度まで落とすことを成功。

このエアロテックにファンが多く、三菱地所ホームを選ぶ人の多くはこれをキメ手にしているようです。

また、家のデザインについても三井ホームと同じく社外の建築家にするプランと既存のデザインの二つから選ぶことができ、デザインの幅を広げたいという人は多少単価が上がっても建築家にデザインしてもらったほうがいいでしょう。

肝心の坪単価に関しては65万円からと、ハウスメーカーと工務店の丁度中間くらいの価格で収まるため、空調にこだわる人にお勧めできるメーカーです。

業界最安値の家を建てるアイフルホーム

坪単価:20万円~

アイフルホームは250近くもの工務店が加盟している業界最大のフランチャイズチェーン店です。

特筆すべきはやはりその価格の安さ。

アイフルホームの商品の中に、CMなどの広告費を極限まで減らしネット限定で公開している「i-prime7」という商品があります。

700万円台で家が建つと謳われている商品で、おそらく国内最安値で建てられる家でしょう。

住宅展示場を持たず店頭でも取り扱いはしない。

さらには専用の営業スタッフまでもなく、極限まで費用を削減した商品であり、これは他社にはまず出来ないことでしょう。

ネット上でプランなどのシミュレーションを自分で行い、店を通じないで作成。

選べるデザインや間取りを少なくすることで、資材の大量一括仕入れを実現し、プランを限定化することで施行の標準化に成功しました。

つまり、安く家が建つ代わりに設計や仕様などは全て店側で決められた種類の少ないものしか使えないプランということ。

そのため自由度は全くと言っていいほどありませんが、価格が非常に安いという最大のメリットを生みだすことができたのです。

もちろん、他にも商品もあり必ずしも「i-prime7」にすることはありませんが、他の商品も企画住宅がほとんどのため、自由設計で家を建てたい人には向かないでしょう。

自社一貫体制で評価が高い細田工務店

坪単価:50万円~

細田工務店は創業70年を超える歴史ある工務店であり、その歴史で培われたノウハウをしっかりと活かしているメーカーです。

木造住宅をメイン商品とし、施行は木造軸組工法。

さらにそこに「ハイブリットキューブ工法」と呼ばれる独自の工法を組み入れています。

これは上棟時に2階部分の床を先行して施行し、筋かい・火打ち梁・壁・床に構造用面材を張る6面体構造を作ることにより、大地震にも耐えうる高い耐久性を実現。

耐震等級や耐風等級、断熱等性能級など様々な部門で最高等級を獲得しています。

さらに設計から引渡、その後のメンテナンスに至るまで細田工務店で一貫体制。

これにより高品質かつスムーズな流れで最後まで任せることができます。

坪単価は50万円からと工務店の中では平均的な価格となっているため、余程価格にこだわりがないのであれば、選択の候補に入るメーカーでしょう。

タマホームを凌ぐ坪単価で有名になったアエラホーム

坪単価:40万円~

アエラホームはタマホームなどと同じくローコスト住宅を建てることで有名なハウスメーカーです。

一時期はタマホームよりさらに坪単価が低かったこともあり、その価格に引かれ受注する人が多かったのですが、現在は坪単価40万円からと価格設定が落ち着いてきました。

基本的に自由設計となっており、商品の数も豊富。

アエラホームはローコストながらも高い住宅性能を持っていることが知られており、特に断熱性能に関しては1.9W/m2kと次世代省エネ基準の2.7W/m2kを大幅にクリアしています。

さらに設備に関してもグレードの高いものを用意しており、一時期よりも坪単価が若干高くなったとはいえ、まだまだローコストと言える価格では最高ランクの家と言えるでしょう。

関東を中心に活躍する木下工務店

坪単価:40万円~

木下工務店は木下グループの中で住宅の販売、リフォームなどを手掛けている部門であり、関東を中心に活躍しています。

基本的には木造住宅を手掛けており、木造軸組工法による自由設計の住宅が主力商品。

木下工務店は住宅よりもアパートやマンションを手掛けていることが多く、その技術を家づくりに応用しています。

「DUOフレーム工法」と呼ばれる工法は構造ビルの制震技術を木造住宅に落とし込み応用させた技術。

このフレームにより、建物が受ける地震エネルギーを最大70%軽減させ、さらに土地条件に関わらず設置が出来るということでほぼすべての家に採用されています。

その他にも断熱に関しては発砲断熱を採用。

現場吹付発砲と呼ばれる工法により、柱や目地などの細かな隙間も完全に覆うことが出来るため、高い気密性を保つことが出来ます。

そんな木下工務店の坪単価は40万円からと工務店のなかでも安い部類に入り、コストパフォーマンスもいいメーカーと言えるでしょう。

カナダの家を作るセルコホーム

坪単価:50万円~

セルコホームはカナダの輸入住宅を取り扱っているハウスメーカーです。

木造住宅を主力商品としていますが、日本では一般的な2×4インチの木材ではなく、カナダで一般的な2×6インチの太い木材を使用しているのが特徴。

さらに木造枠組壁構法の壁や天井パネルなどをカナダの向上で製造し輸入することによりローコストを実現することに成功しました。

船で運搬するため着工までの期間が長いのですが、現場に到着し着工が始まれば後は組み立てるだけなので、着工から完成まで非常に短期間で済むようになっています。

住宅性能に関しては、カナダは北海道と同じタイプの気候なため寒さに関しては強くなるように設計。

外壁には高密度のグラスウールを使用することで、高強度高断熱な家になっています。

そんなセルコホームの坪単価は50万円、一番グレードの高い商品でも80万円に届かない程度の価格帯に設定。

輸入住宅で考えると東急ホームズとあまり変わらない価格帯になっていますので、煙突が付いたオシャレなデザインの家が欲しい人に是非お勧めできるメーカーでしょう。

価格帯別のメーカー一覧

それでは一度整理のために坪単価別にメーカーを整理してみましょう。

80万円台~

  • ヘーベルハウス
  • 積水ハウス
  • スウェーデンハウス

60万円台~80万円

  • ダイワハウス
  • 住友林業
  • セキスイハイム
  • パナホーム
  • 三井ホーム
  • ミサワホーム
  • 三菱地所ホーム

50万円~60万円

  • 一条工務店
  • 住友不動産
  • トヨタホーム
  • フジ住宅
  • 日本ハウスホールディングス
  • サンヨーホームズ
  • ヤマダ・エスバイエル
  • アキュラホーム
  • セルコホーム
  • 細田工務店
  • 大成建設ハウジング
  • 東急ホームズ

~50万円

  • タマホーム
  • アエラホーム
  • クレバリーホーム
  • 穴吹工務店
  • 藤木工務店
  • アイフルホーム
  • 木下工務店

一番多い価格帯が「50万円~60万円」

60万円以下となると29社中19社と過半数を大きく超えての割合になります。

これはやはり、少子高齢化における人口減少及び年収の減少というのが関わってきているのではないでしょうか。

念願のマイホームが当たり前だった一昔前とは違い、今の若者の給与水準というのは年々下がってきており、結婚したとしてもマイホームを建てようと思う人が少なくなってきたように感じます。

マイホームを建てる人の半分は30代に建てますが、現在の30代の平均年収は400万円~450万円程度となっており、これでは家をもつのは難しいかもしれません。

そのためタマホームを始めとする各ハウスメーカー及び工務店は低価格の住宅を主力商品として打ち出すことで、若者にも手軽に家を持てるようにしています。

もちろん設備関係に関しては価格の高い家には負けるでしょう。

しかし一般的な生活を望むのならば、そこまで高いグレードの設備は必要ないので、これからこのようなローコスト住宅はさらに増えると見られます。

まとめ

全29社のハウスメーカーと工務店を解説していきましたが、いかがだったでしょうか。

しばらくは2大巨頭であるダイワハウスと積水ハウスの牙城は崩れることがなく、この二つのメーカーが今後も業界を引っ張っていくと考えられます。

他にもスウェーデンハウスやセルコホームなどの輸入住宅を手掛けるメーカーにはコアなファンも多いため、このように尖った特徴のあるメーカーもしばらく安泰でしょう。

しかしそれ以外のローコスト住宅を扱っているメーカーや、特筆する技術力のないメーカーというのは今後しばらく苦戦するかもしれません。

タマホームのように設立して間もないハウスメーカーが売上ランキング上位に食い込むことは今後ありえることであり、時代の流れをつかめないメーカーは振り落とされていくでしょう。

事実、穴吹工務店は2007年にはマンション供給戸数ランキングで首位になりながらも、その後一度経営破綻しています。

大手だからと言っても安心できる時代ではなくなってきており、各メーカーとも何か独自の特徴を持つことを強いられてきました。

これからはローコスト住宅をメインとしたハウスメーカーが参入してくる可能性が高いため、消費者はハウスメーカーの規模だけを妄信せずに、今まで以上に特徴や評判などを重要視していく必要があるでしょう。



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