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ハウスメーカーの評価

大成建設ハウジングの評判って実際どうなの?不動産のプロが教える特徴や口コミと坪単価

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<記事の情報は、2023年9月7日時点のものです>

大きなライフイベントは人生の中でいくつか存在しますが、その中でもマイホーム購入は理想や夢が詰まった格別なものです。

せっかくなら、その理想や夢をなるべく多く実現したいと思いますよね。

大成建設ハウジングは、壁式鉄筋コンクリート住宅「パルコン」を看板商品として取り扱っているハウスメーカーです。

「パルコン」は発売以来長きにわたって高評価を得ており、2015年度にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。

そこで今回は、そんな大成建設ハウジングの注文住宅の特徴や坪単価、評判などを徹底深掘りしてまいります。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させない為に、1番重要なことをお伝えさせて下さい。

マイホーム計画を立てる際に、まずはじめに絶対にしておくべきことがあります。

それははじめにお住いの地域に対応している、住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

家を建てようとする人が良くやってしまう失敗として、情報集めよりも先にモデルハウスや住宅展示場に足を運んでしまうことがあげられます。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、そのまま営業マンの勢いに流されて契約まで進んでしまう人も少なくありません。

もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見たことで気持ちが高まってしまい、十分な比較・検討をせずに決めてしまう人は本当に多いです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、軽い気持ちで住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いはず。

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最初は検討もしていなかったハウスメーカーや工務店の中から、予算や理想にぴったりの会社が見つかったという人はとても多いです。

偏見で住宅メーカーを絞り込まず、幅広い視野で情報を集めることで、結果として後悔しない納得のいくマイホームづくりが実現できます。

ぜひ参考にしてみてください。

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それではここから、詳しく解説をしていきます。

もくじ

大成建設ハウジングの注文住宅の特徴・性能まとめ

ここから、大成建設ハウジングの工法や、耐震性、断熱性など各種性能についていくつか紹介していきます。

大成建設ハウジングの工法

大成建設ハウジングの住宅は、壁式鉄筋コンクリート住宅「パルコン」です。

パルコンシリーズとして様々なデザイン、間取りの商品が展開されていますが、どれもコンクリートパネルを組み合わせるようにして建てられています。

品質を追求したからこその工場生産

使用されるコンクリートパネルは、すべて専用の工場で生産されています。

住宅の製作図面で指定された鉄筋の太さや長さ、配置の指定などに基づいて鉄筋を組み立てるところから、最後に完成したコンクリートパネルを取り外すところや、促進養生まですべて屋内で行われます。

現場作業で行う場合と比較し、鉄筋のくみ上げは屋内の専用スペースで行うことにより安定した姿勢で作業が可能になるので、高い精度でくみ上げることが可能になります。

またコンクリートの打設作業をすべて水平面で行うことができるため、現場作業では扱いが難しい水分量が少ない高強度の固練りコンクリートを使いこともできます。

このような理由から、工場生産にすることによって安定して高品質なコンクリートパネルを作ることができるのです。

厳しい管理体制と標準化した手順に基づく現場施工

大成建設ハウジングの現場施工は、綿密な地盤調査から始まります。

その時の土地の状態だけでなく、地歴や過去の物件データなどまで含めて綿密に地盤調査を行い、その結果に基づいたそれぞれの土地に最適な地盤改良・地盤補強をおこないます。

その上で基礎図に基づいた正確な基礎の配筋作業が行われ、コンクリートパネルを設置するための土台となる基礎が完成するのです。

工場で生産されたコンクリートパネルは、現場で大型クレーンを用いて設置されます。

周辺の道路状態なども含めた敷地条件に合わせて作製された運搬・建方計画に基づいて作業が進められるので、進行は非常にスムーズです。

一般的な規模の建物であれば、1階あたり1日で建てることができるので、現場もきれいな状態で作業を進めることができます。

屋根・壁・屋根のそれぞれのコンクリートパネルは、それぞれの部位ごとに整備された接合方法によって互いに強固に一体化されるため、早く建てられるだけでなく強固な構造体が出来上がるのです。

大成建設ハウジングの間取り

参考にできる間取りのプランニングは多く用意されていますが、多くのプランの中から自由に選んでそれぞれの希望の間取りを実現することができます。

「工場でコンクリートパネルを生産して現場で組み立てる」という性質上、完全自由設計の木造注文住宅と比較するとどうしても多少の制限は発生します。

規格型住宅の「パルコン ユアスタイル」のみ、専用に用意されたプラン集の中から選ぶことになります。

大成建設ハウジングのデザイン

参考にできるデザインは多く用意されていますが、多くのプランの中から自由に選んでそれぞれの希望のデザインを実現することができます。

規格型住宅の「パルコン ユアスタイル」のみ、専用に用意されたデザインガイドの中から選ぶことになります。

大成建設ハウジングの耐震性

大成建設ハウジングの「パルコン」は、地震の揺れを床・屋根・壁それぞれの面で吸収し分散させます。

一か所に大きく負荷がかかることがないため、建物の変形(ゆがみ)や揺れを最小限に抑えることが可能です。

これは、壁式構造だからこそ出来ることです。

軸組構造は柱や梁などの棒状の構造部材が各点で接合されて出来上がった構造体なので、地震の揺れのような横から加わる力に対しては大きく変形しながら崩れないように抵抗する力が働きます。

そのため一定以上の力が加わった時に、建物が変形したり大きく揺れたりするリスクが壁式構造より大きいのです。

大成建設ハウジングがおこなった阪神淡路大震災と同レベルの力を加えるシミュレーションによると、壁式構造のパルコンと軸組構造の建物の地震に耐える力は、パルコンの方が3倍以上の強さを持つということが明らかになっています。

2018年の西日本豪雨や2016年の熊本地震、2011年の東日本大震災など、近年の大規模災害でもパルコンは倒壊することなく耐えきっており、その構造の強さがうかがえます。

災害の記憶 |地震に強いコンクリート住宅 パルコン | Palcon 大成建設ハウジング

圧縮力にも引張力にも強い鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリートは、その名前の通り鉄筋とコンクリートが一体化した構造材です。長所もそれぞれの良さが引き出されています。

コンクリートはギュッと押し縮めようとする「圧縮力」に強く、鉄筋は引き延ばそうとする「引張力」に強いという性質を持っています。

鉄筋とコンクリートは温度変化に伴う膨張率や収縮率がほぼ同じなので、一つの構造材としての一体性が損なわれることがありません。

そのため、鉄筋コンクリートは圧縮力にも引張力にも強く、その強度を長年にわたって保つことができます。

さらにアルカリ性のコンクリートが鉄筋を包み込むつくりになっているため錆の発生が抑えられ、住宅の寿命を延ばしているのです。

高層ビルにも使われる接合法「一体化スリーブ工法」を採用

大成建設ハウジングのパルコンは、鉄筋コンクリートパネルを専用の工場で生産し、現場で組み合わせていくという手順をとっています。

前項で鉄筋コンクリートがとても強い素材であることは分かったと思いますが、コンクリートパネル同士をしっかりとつなぎ合わさなければその強さも意味がありません。

床・屋根・壁の6面のコンクリートパネルを強固につなぎ合わせるため、大成建設ハウジングは「一体化スリーブ工法」を採用しています。

これは高層ビルにも採用されている、とても信頼度の高い接合方法です。

破壊試験で「継ぎ手部分があるにもかかわらず、継ぎ手のない一本の鉄筋でつながっているのと同じ状態である」と証明されるほどの強度を誇ります。

また、床のコンクリートパネル同士の接合部には「床一体化コッター接合」を採用しています。

この接合方法は、過去の大地震でつなぎ合わせた部分が損なわれた例がありません。

大成建設ハウジングの断熱性・気密性

大成建設ハウジングのパルコンは、高い断熱性と気密性も兼ね備えています。

外壁には全面内断熱方式を採用し、魔法瓶のように家全体を高性能断熱材(フェノールフォーム)で包み込みました。

フェノールフォームは押出法ポリスチレンフォームよりも約40%、硬質ウレタンフォームよりも約20%も断熱性能が高い断熱材です。

またパルコンは外壁や屋根がコンクリートパネルで構成されており、つなぎ目の接合部には密着性が高いグラウトモルタルを充填したうえで屋根側には目地シールを施しています。

サッシュなどの開口部の周辺にもシールを施しているので、隙間がほとんど発生しない高度な気密性能を持っています。

最も太陽光の熱を受ける屋根には、夏に日射熱が室内に入り込むことを防ぐため特殊モルタルと高性能断熱材を施しました。

さらに歩くこともできる断熱ブロックを敷き詰めることで、強力な日射熱も跳ね返す外断熱方式になっています。

これによって屋根から外気温の影響を受けやすい最上階であっても、室内の温度変化を抑えることができ、冷暖房効率をアップさせています。

そしてパルコンの快適さを語るうえで忘れてはいけないのが、コンクリートの熱容量の大きさです。

熱容量が大きければ大きいほどそこに接する空気の温度の影響を受けにくくなるため、室内の温度を一定に保ちやすくなります。

コンクリートは木材の約3倍もの熱容量を持っています。

つまり、断熱材など他の条件が同じであった場合、コンクリート造の建物の方が圧倒的に室内の温度が安定するということです。

コンクリート造の建物の室内は、エアコンで整えられた温度が冬は冷めにくく、夏は暑くなりにくい環境になります。冬は暖かくて夏は涼しいという、快適な室内空間になるのです。

オリジナル換気システム「タルカス-M」

いくら気密性が高くても、状態の悪い空気を室内に閉じ込めてしまっては意味がありません。

大成建設ハウジングのパルコンは、「住む人みんなにやさしい空気環境」を実現するためにオリジナルの換気システム「タルカス-M」を導入しています。

タルカス-Mは、外気を空気清浄機のようにフィルターできれいにしたうえで室内に取り込み、家中を循環させます。

フィルターは粉塵や花粉、PM2.5を強力にカット。

オプションでNOx対策フィルター(喘息など健康被害を及ぼす影響が問題になっている一酸化炭素NOなど窒素酸化物を除去するフィルター)の追加もできます。

24時間連続で空気を循環させるため、余分な湿気はすぐに外へ排出されます。

そのため住宅劣化の原因となる結露の発生を抑えることが可能です。

一般的な換気システムでは2時間に1回程度の割合で室内の空気が入れ代わりますが、タルカス-Mはそれよりも多量な空気の流れが確保されています。

大成建設ハウジングの保証・アフターサービス

大成建設ハウジングは、長く安心して住むことができるように幅広いサポートを用意しています。

長期保証制度特約

2000年以降に新築で契約したコンクリート系・木質系の住宅が対象の保証制度です。

完成・引き渡しから10年間が構造体と雨漏りに関しての初期保証期間となり、10年目に有償メンテナンス工事を行うことで20年目まで保証期間を延ばすことが可能です。

保証期間中は5年ごとに無料点検を受けることができます。

最大20年間の保証を受ける場合のスケジュールは以下です。

  • 5年目…無料点検
  • 10年目…無料点検、初期保証期間満了、延長保証希望者は有料メンテナンス工事実施
  • 15年目…無料点検(延長保証時)
  • 20年目…延長保証期間満了

60年安心サポートプログラム

2010年4月以降に新築で契約した、首都圏・中部・関西・九州のパルコンが対象の保証制度です。

完成・引き渡しから15年間が構造体と雨漏りに関しての初期保証期間となり、その後は15年目・30年目・45年目に有料メンテナンス工事を行うことでその後は60年目までサポート保証を受けることが可能です。

保証期間中は原則5年ごとに無料点検を受けることができます。

有料メンテナンス工事と同時期に行う30年目、45年目の点検は有料となります。

60年間の保証を受ける場合のスケジュールは以下です。

  • 5年目…無料点検
  • 10年目…無料点検
  • 15年目…無料点検、初期保証期間満了、有料メンテナンス工事実施、サポート保証期間開始
  • 20年目…無料点検
  • 25年目…無料点検
  • 30年目…有料点検、有料メンテナンス工事
  • 35年目…無料点検
  • 40年目…無料点検
  • 45年目…有料点検、有料メンテナンス工事
  • 50年目…無料点検
  • 55年目…無料点検
  • 60年目…サポート保証期間満了

ファミリアサポートプログラム

大成建設ハウジングが施工した住宅商品のうち、

  • 保証期間が満了した
  • 所有者が変更された(中古で購入した)

住宅を対象とした保証制度です。

建物点検を実施して、条件をクリアした住宅が保証を受けることができます。

コンクリート系の住宅には建築後60年、木質系の住宅には建築後40年まで定期点検とメンテナンスのサポートを行います。

保証の対象エリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県です。今後は順次エリアを拡大していく予定だそうです。

住宅設備機器延長保証

住宅設備機器のメーカー保証満了後、使用開始から満10年のあいだ機器メーカーと同等の保証を行う制度です。

修理回数の制限がないため、安心して機器を利用することができます。

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大成建設ハウジングの評判・口コミ

ここまで大成建設ハウジングの特徴や坪単価などを見てきましたが、気になる大成建設ハウジングの評判はどのようなものがあるのでしょうか。

良い口コミと悪い評判をいくつかご紹介しましょう。

大成建設ハウジングの良い評判

  • 地震や台風が来ても安心感があるし、屋上を庭のように使うことができるのでバーベキューができたり生活の楽しみが広がった。
  • 屋上庭園は普通の庭よりプライベート感があってとても良い。外からの視線を気にせずに庭でくつろぐことができる。
  • 他の鉄筋コンクリート造住宅を扱っているハウスメーカーよりも、室内のデザインなどの選択肢が豊富で自由度が高いと感じた。

木造の住宅でも屋上庭園を造ることができる商品を展開するハウスメーカーも出てきましたが、「屋上庭園を造る=家が支えるべき重量が1階分増える」ということなので心理的にも鉄筋コンクリート造の方が安心だといった声もありました。

大成建設ハウジングの悪い口コミ

  • 鉄筋コンクリート造にこだわりがあったので頑張ったが、価格はやはり高いと感じる。
  • 想像していた以上にコンクリートが外気の熱をため込んでしまい、夏の暑さがすごい。冬場は逆に暖かさが長持ちするので、年間トータルで光熱費はトントンという印象。

住宅価格の高さは、やはりどうしてもネックになりがちなようです。

新築時の初期投資は木造よりも高価になりますが、住まいの強さ・安心感や火災保険の安さなどを考えたときに妥当だと思えるかどうかが判断の分かれ目になりそうです。

また、コンクリート特有の熱容量の高さがマイナスに働く場面があることも事実です。

熱容量が高い分、一度整えた温度を長く維持することができます。

つまりクーラーをつけっぱなしにしていればその間は弱めの運転でも十分に涼しく過ごせるけれども、一度クーラーを消して部屋が暑くなってしまうと快適な温度にするまでかなり強めにエアコンを運転する必要があるということです。

普段から家に人がいる時間が長い場合は問題ないと考えられますが、無人の時間の方が長い場合はしっかりと考慮すべき点だといえます。

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大成建設ハウジングの平均的な坪単価

口コミによると、坪単価は70万円~85万円程度になるとのことです。

「モデルハウスを訪問した際に『少なくとも坪単価75万円は考えておいてほしい』と営業スタッフに言われた」という口コミもありました。

過去には木造の住宅も扱っていましたが、現在は鉄筋コンクリート造のみに絞って展開しているため、どうしても坪単価が平均よりも高くなる傾向にあるようです。

ただし木造住宅と比べて

  • 火災保険料が安くなること
  • 大きな災害に強いこと
  • 住宅の耐用年数が長いこと

などから、トータルで考えるとコストパフォーマンスが良いという見方をすることもできます。

大成建設ハウジングの過去の施工実績

大成建設ハウジングの過去の施工実績は、公式ホームページで確認することができます。

それぞれの住まいのコンセプトやこだわりのポイントなどもあわせて紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。

実例紹介 | 地震に強い家 コンクリート住宅 パルコン | Palcon 大成建設ハウジング

また、2011年の東日本大震災の際に話題になった災害への強さを示す実例もまとめられています。

災害レポート | 地震に強い家 コンクリート住宅 パルコン | Palcon 大成建設ハウジング

大成建設ハウジングの商品ラインナップ

主力商品のパルコンを軸に、様々なデザインの商品を展開しています。

パルコン 外観デザイン

一般的な住宅のパルコンには、6種類の外観デザインとモデルプランが用意されています。

パルコン ウォール

「光と影」を意識したウォールデザインです。日中の日差しの中で端正な存在感を発揮する「壁」そのものと、夜に室内の柔らかな明かりによって光のオブジェのように浮かび上がる「壁」を美しくデザインしています。

モデルプランは、「+1のアイディアを叶える4階建てプラン」です。1階にビルトインガレージと、4階にスカイガーデンと太陽光発電システムを備えています。

パルコン ベイル

「住まうための」美しさと楽しさを意識したデザインです。

限られた土地の中でも、最大限の採光と視界の確保、そしてプライバシーのバランスを考えています。

風景を映し出すガラスのモダンデザインが特徴的です。

モデルプランは、「ビルトインガレージの上にせり出した印象的なファサードが、都市生活でのプライバシーと採光を確保する3階建てプラン」です。

1階にビルトインガレージと、屋上にスカイガーデンを備えています。

パルコン スイッチ

「美しく映える個性」を意識した、端正な表情の都市型3階建てデザインです。

シンプルかつダイナミックな撃ちっぱなしデザインの壁面を主役として、木目調の手摺パネルなどの異素材が絶妙にコラボレートしたデザインになっています。

モデルプランは「狭い土地に夢を建てる『立体志向』都市型プラン」です。

限られた土地を最大限に生かしたプランニングで1階にビルトインガレージを備えており、LDKは開放感のある最上階に計画されています。

パルコン ライズ

「立体空間ファサード」が特徴的なデザインです。

魅力的な空間を立体的に積み上げたファサードデザインになっています。

モデルプランは、「アクティブなライフスタイルを叶える都市型住宅」です。

1階にビルトインガレージを備えて、吹き抜けを通して3階まで空間がつながる開放的なプランニングになっています。

パルコン シェード

「ゲート型ファサード」が特徴的なデザインです。額縁のようなデザインが家の輪郭を縁取り、様々な要素をまとめ上げます。

モデルプランは、「大空間で緩やかに『つながる』二世帯住宅」です。

1階に親世帯、2階に子世帯を想定し、土間やインナーバルコニーを備えたプランニングです。

屋上には家庭菜園も可能なスカイガーデンも備えており、家族が集う空間になっています。

パルコン ヴィータ

外部からの視線を遮るファサードブロックが特徴的なデザインです。

外構計画はオープンに開放感を確保しながらも、安心感を確保するために不要な視線を遮るつくりで防犯性を高めています。

モデルプランは、「みんなが火事に参加できる『共家事』ライフを実現」です。

家事コーナーと、書斎や子どもたちの勉強スペースになるスタディコーナーを一体化しています。

邸宅シリーズ

都市型邸宅のシリーズは、全3種のデザインとモデルプランが用意されています。

パルコン グレイス

個性と気品を両立したデザインです。

「躯体がコンクリートである」ということを活かし、建物と門塀は一体化したデザインになっています。

モデルプランは、「パブリックスペースがもたらす、プライベート空間の独立性と足せたいならではの愉しさ」です。

1階はラウンジスペースを中心に展開し、2階と3階に各世帯の生活スペースを確保したプランニングです。

パルコン プレーリー

「大人のゆとり」を表現したデザインです。

面の構成はおおらかに組み、庇の水平ラインが全体をシャープに引き締めています。

打ちっぱなしのデザインとシックな色居合のタイルの対比は、落ち着いたデザインの中にも個性を醸し出します。

モデルプランは、「中庭を中心とした、ゆとりの二世帯住宅プラン」です。

玄関共有型の、1階に親世帯、2階に子世帯を想定したプランニングになっています。

主要なスペースはすべて中庭に面すように設置されており、プライバシーを確保しながらも開放感のある空間を作り上げています。

パルコン ロンド

日本家屋の特徴を生かしたデザインです。

凛とした寄棟屋根のたたずまいに、格子と打放しの二つの素材感が存在しています。

モデルプランは、「コンクリート打放しデザインに木調を活かした和風モダンの邸宅」です。

1階にはキッチンをはじめとした土間の空間があり、使い方によって姿を変える場所になっています。

ユーロシリーズ

ヨーロッパの伝統ある住まいをイメージした、欧風の住宅シリーズです。全3種のデザインとモデルプランが用意されています。

パルコン フルール

南仏のリゾートをイメージした、プロヴァンス風のデザインです。

こてで仕上げた漆喰風の外壁と、テラコッタ長の洋風レンガが調和した外観になっています。

モデルプランは、「家族みんなで家事を楽しむ『共家事』スタイル」です。

「家で一番長い時間を過ごす主婦を応援」をコンセプトに、スムーズな家事を支える回遊動線を取り入れたプランニングです。

パルコン クレア

季節の草花が美しく彩るデザインです。

オフホワイトとイエローおーかーを基調とし、ガーデンライフが良く似合う可憐なスタイルにまとまっています。

モデルプランは、「屋内と屋外の一体感で心地よい暮らしを楽しむ」です。

住まいの前面にあるガーデンに向かって開かれたキッチンにつながるインナーガーデンをはじめとした、外と内の一体感を大事にしたプランニングです。

パルコン ノーブル

西欧のシックな雰囲気をイメージした、都市型3階建ての住まいです。

ヨーロッパの旧市街地をイメージしたプレーンな漆喰長の壁と石畳のエントランスの外壁が、モダンデザインで表現されています。

モデルプランは、「中間の2階に広々としたLDKを共有する家」です。

「家事や子育てをシェアしながら一緒に暮らす二世帯住宅」をコンセプトにしています。

それぞれの世帯の寝室は1階と3回に分けられた、プライベートもしっかりと確保されたプランニングです。

規格型住宅 パルコン ユアスタイル

広さや間取りをプランバリエーションから、外観や室内のイメージはデザインガイドから選択して組み合わせることで、それぞれのライフスタイルに合わせた家づくりをする規格型住宅です。

外観は全26パターン、室内のイメージは3種のカラーコーディネーションが用意されています。

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大成建設ハウジングで家を建てるのに向いている人

壁式鉄筋コンクリート住宅「パルコン」を看板商品として取り扱っていることもあり、鉄筋コンクリート造の住宅を考えている人は一度は検討するであろうハウスメーカーです。

中でも地震や津波などの災害への強さを優先事項としている人におすすめです。

東日本大震災の際に周囲の住宅が津波に流されてしまっている中、ぽつんとパルコンだけが流されることなく耐えきった映像は非常にインパクトがありました。

その強さは地震のシミュレーションや破壊実験でも証明されているので、安全性の高さを求める人や、震災リスクの高い地域に建築予定の人はぜひ検討することをおすすめします。

また、コンクリートは遮音性が非常に高く防音室を作るハードルが木造と比較してかなり低いので、楽器が趣味の場合や、ルームシアターを設置したい場合もおすすめです。

大成建設ハウジングとよく比較されるハウスメーカー

鉄筋コンクリート造をメインに扱っているハウスメーカーということで、よく比較対象に挙げられるのがレスコハウスです。

両社とも工場生産のコンクリートパネルを現場で組み立てる、という建築手順をとっています。

坪単価はレスコハウスが65万円程度からと、大成建設ハウジングよりも安くなっています。

しかし災害に対する強さは、大成建設ハウジングの方が「安心感がある」という口コミを多く集めており、どの程度住宅そのものの強さを重視するかが一つの指標になってきます。

しかし鉄筋コンクリート造の住宅を主力商品として取り扱っているハウスメーカーが少ないためか、明確な差別化が難しく、

  • デザインが好みの方に決めた
  • 両社とも同条件で見積もりを取って、価格が安くなった方(融通をきかせてくれた方)に決めた

という口コミがほとんどです。

大成建設ハウジングが対応しているエリア

全国に営業所があり、建築は全国各エリアに対応しています。

ただし、住宅保証については一部対応地域が限られているものがあるため留意してください。

大成建設ハウジングの会社概要

会社名:大成建設ハウジング株式会社(TAISEI HOUSING CORPORATION)

代表者:代表取締役社長 中村有孝

本社所在地:東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー19階

設立:1997年(平成9年)11月19日

まとめ

大成建設ハウジングは、壁式鉄筋コンクリート住宅「パルコン」を看板商品として取り扱っています。

鉄筋コンクリート造であるため、住宅価格は多くのハウスメーカーよりも高くなる傾向にありますが、大きな災害にも倒壊せずに耐えきった例が数多くあるなどその強さは住む人に大きな安心をもたらしてくれます。

住宅に安心と強さを求める人は、ぜひ一度検討してみてください。

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