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ハウスメーカーの評価

ウェルダンって実際どうなの?不動産のプロが教える特徴や口コミと坪単価

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<記事の情報は、2023年9月7日時点のものです>

これからの生活をずっとともにしていく家は、一生に一度と言っても過言ではない大きな買い物となります。

そのため、理想の家に近くなるようにデザインを考えたり、これからの時代に合う家を造りたかったりと、試行錯誤が毎日止まらず、頭を抱えているかたも多いのではないでしょうか。

基本的にはあちこちの工務店やハウスメーカーを回ってイベントやモデルハウスを見学して、こんな家がいいなと考えを固めていくのですが、断熱性や気密性・耐震性ともに性能の高い家もおすすめです。

『真冬に素足半そでで暮らせる家』というキャッチコピーを掲げるウェルダンをご存じですか?

立川市に本社をおく建築設計事務所で、北欧や北米の輸入住宅から学んだ断熱性能に優れた住宅を建てています。

「ハウスメーカーや工務店が多すぎて、どこから相談に行けばよいのかわからない。」

「断熱式の高い家を探していて、いくつか候補があるが蓄熱式床暖房が気になっている。詳細が知りたい!」

「実際に株式会社ウェルダンで家を建てた人の口コミや評判を聞いてみたい。」

など、ネット上でもウェルダンなどハウスメーカーについての疑問や不安の声があがっています。

ウェルダンの創業者である兼坂亮一氏は、家づくりに関する著書を多数販売しており、著書を読んで魅力を感じ、会社を訪れるかたもいらっしゃいます。

きっかけはそれぞれ違うのかもしれませんが、なんと2軒目もウェルダンで建てたというリピーターがいるほど一度ウェルダンの家に住むと他の家では住むことができないほど快適な家をつくることができます。

ウェルダンの特徴的な工法やデザイン、アフターサービスや性能などを知ったうえで、建築した人の口コミなどをみて比較や参考にしてみてください。

これから家を建てる予定のかた、北欧や北米の雰囲気が好きな人、冬でも本当に暖かい家を建てたい人、耐震性の高い家を建てたい人など、さまざまな方の参考になれば幸いです。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させない為に、1番重要なことをお伝えさせて下さい。

マイホーム計画を立てる際に、まずはじめに絶対にしておくべきことがあります。

それははじめにお住いの地域に対応している、住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

家を建てようとする人が良くやってしまう失敗として、情報集めよりも先にモデルハウスや住宅展示場に足を運んでしまうことがあげられます。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでいる)家を見つけ、そのまま営業マンの勢いに流されて契約まで進んでしまう人も少なくありません。

もっと安くてもっと条件にあった住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見たことで気持ちが高まってしまい、十分な比較・検討をせずに決めてしまう人は本当に多いです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物であり、一生の付き合いになるわけですから、軽い気持ちで住宅メーカーを決めるのは絶対にやめましょう。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いはず。

そこでおすすめしたいのが、東証一部上場企業のリクルートが運営する「SUUMO」の一括資料請求サービスです。

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最初は検討もしていなかったハウスメーカーや工務店の中から、予算や理想にぴったりの会社が見つかったという人はとても多いです。

偏見で住宅メーカーを絞り込まず、幅広い視野で情報を集めることで、結果として後悔しない納得のいくマイホームづくりが実現できます。

ぜひ参考にしてみてください。

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それではここから、詳しく解説をしていきます。

もくじ

ウェルダンの注文住宅の特徴・性能まとめ

ウェルダンでの注文住宅の特徴や性能について、具体的に工法や間取り、デザイン、断熱性やアフターサービスなど掘り下げてご説明します。

ウェルダンの工法

ウェルダンでは標準仕様はなく、施主の要望に合わせてさまざまな工法やデザイン、間取りをつくっています。

工法においては、木造枠組み壁工法のツーバイシックス工法、ツーバイフォー工法を中心として、木造軸組工法や重量鉄骨造り・RC造りなど、住宅性能などを考慮したうえで適した工法を選択して提案してくれます。

3階建てや4階建て以上の建物、二世帯住宅やアパートなど様々な用途に合わせて工法を変えるという手段をとっています。

また、ウェルダンは設計と管理、施工管理は外注ではなく自社で行っており、職人や業者は完全に固定されています。

実はウェルダンには営業マンが1人もいません。

建築士が最初から打ち合わせや図面作成を行い、設備や内外装の積算まで行います。

一貫した流れをとっているので、余計な人件費や外注費がないため、直接発注方式をとり、中間経費をコストカットしています。

大手のハウスメーカーでは、代理店のディーラーが住宅の営業や販売を行い、ハウスメーカーが建築資材製造をおこない、さらに設計事務所が建築確認業務をおこない、下請けの工務店が施工管理を行うという流れをとっているのです。

このすべてをウェルダンで行うので、設計と施工は一体的ですし、費用を抑えることができます。

モットーとして『値引きできるものは最初から値引きしておく』を掲げています。

他社で見積もりをすると、最初の段階ではハイスペックの高値で出して、こちらの要望を聞きながらコストや設備を下げていくことがほとんどです。

理想からどんどん離れていくので、残念な気持ちも募りますが諦めなければと自分に言い聞かせなければなりません。

ウェルダンでは概算見積書ではなく、請負契約時よりもはるか前に詳細見積書を提示してくれます。

そのため、具体的な数値が分かりますし、ここを省いてここは残すなど見通しもしやすくなるメリットがあります。

また、材料費については各種常に交渉をしてくれます。

交渉がうまくいき、詳細の費用よりも安くなった場合には、しっかりと施主に還元してくれるため、とても信頼感のある会社であるといえます。

ウェルダンの間取り

ウェルダンは、完全自由設計となっているので、さまざまな間取りが紹介されています。

固定観念にとらわれない海外風のデザインが特徴ですが、断熱性や気密性など大切な部分を忘れずに設計されています。

決まった間取りはないので、こちらの要望や理想がある場合には、ぜひ伝えてくださいね。

ウェルダンのデザイン

ウェルダンは一級建築士事務所でもあり、かつ工務店でもあります。

つまり自社による設計監理から、実際の建設と施工管理まで一貫した家づくりを行うことができます。

施主の要望をダイレクトに設計に反映させることが可能となっています。

ウェルダンのデザインは、北欧や北米スタイルからシンプルモダンまで、さまざまなものに対応することができます。

外観だけではなく、内部の造作やインテリアも含めて提案してくれます。

反対に、デザインにこだわりがない場合、「デザインやインテリアにこだわるつもりがなく普通でよいのだが、そうした場合でも設計してくれるのですか?」という心配をされたことがあるそうです。

その場合でも、まずは快適さや住宅性を大切にして、それ以外のデザインなどの意匠性は無理にこだわる必要はないので、シンプルなものをつくってくれます。

ウェルダンは輸入住宅をデザインすることが多いのですが、一般的な輸入住宅というと、輸入された木材や建材をつかって海外のデザインを取り入れた住宅というイメージが強いです。

ただ、ウェルダンの輸入住宅は、海外の先進国のように全室が快適で、長い年月住まえる高い耐久性をもった住宅のことを指しています。

そのため、和風スタイルの家もデザインしていますし、さまざまなデザインの快適な住宅を提供しています。

ウェルダンの耐震性

ウェルダンでは、耐震性と耐火性の高いツーバイシックス工法とツーバイフォー工法を主におこなっています。

これらの工法の特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった面で支える構造であり、6面の緊結によって家をつくるということです。

そのため、地震などの揺れだけではなく、台風などの強風も建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散するため、外力に対して強さを発揮するつくりとなっています。

耐震性については等級が定められており、一番よいものが等級3となっており、ウェルダンでは最高ランクの耐震等級で設計を考えることが可能です。

断熱性だけではなく、耐震性にもこだわりたいかたにもおすすめできるハウスメーカーです。

ウェルダンの断熱性・気密性

ウェルダンでは、北欧や北米の断熱技術を30年前に取り入れた先駆者でもあります。

夏は涼しく、冬は暖かい快適な家をつくるために欠かせないものが『断熱材』です。

断熱施工をしっかりと行うことで、通常は夏は暑苦しく冬は寒いといわれる屋根裏部屋であっても快適に過ごすことができます。

断熱工法には様々な方法がありますが、ウェルダンでは長年の研究によって、木造の場合には「充填断熱工法」、鉄骨造りの場合には「外張り断熱工法」、RC造りの場合には「外断熱工法」と家の構造によって断熱の方法を変える仕組みをとっています。

ウェルダンの家は、夏でも各階1台程度のクーラーで、家全体を涼しく保つことができる断熱性能です。

また、屋根と天井の断熱も重視しており、天井面にて断熱する「天井断熱工法」と屋根面にて断熱する「屋根断熱工法」とを使い分けています。

後者の屋根断熱工法では、ツーバイエイト材の内部に通気層と断熱層を設けています。

熱せられた空気は屋根の棟から放出する仕組みになっており、夏の日射熱をしっかりと防ぎます。

また外壁については、ツーバイシックス工法の場合でグラスウールを厚さ140㎜も充填しています。

施工の技術力も大切なので、ウェルダンで断熱材を入れ続けて20年以上の職人が限定で施工しています。

上記以外にもさらに、断熱性能をあげるために、次の断熱工法を選択することもできます。

①充填断熱に、外張り断熱を加えた付加断熱工法「ウェルダン ツイン断熱工法」

②充填断熱の断熱材を、断熱性能最高レベルを誇る「アクアフォームNEO」(熱伝導率λ=0.021W/m・K)を  厚さ120㎜も使用した「ウェルダン NEO工法」

③外周壁の構造材を2×8(ツーバイエイト)材を使用し、厚さ180㎜ものグラスウール(24kg/㎥相当)を充填した「ウェルダン 2×8工法」

基礎と床下の断熱は、「基礎断熱工法」を採用しています。

床下を断熱するのではなく、基礎の外周面で断熱するという方式です。

これにより床下の断熱が不要となります。

基礎断熱の一種であるウェルダンの「地熱基礎」を床下全面度に埋め尽くす場合には、その上をコンクリートで仕上げるので、床下に断熱材が不要となります。

外壁と屋根、天井、床下の断熱材以外に、家全体の断熱性を高めるために大切なことがもうひとつあります。

それは、開口部(ドアや窓、サッシ)です。

熱が最も奪われやすい部分なので、需要視されています。

ウェルダンでは今までさまざまなものを試してきましたが、まだまだもっと良いものがあるはずだと探求していました。

そして2014年にYKKAPの樹脂製トリプルガラス、中空層16㎜、ダブルアルゴンガス、ダブルLow-E膜を装備したAPW430シリーズの発売で、ここで世界レベルを超越したのです。

他社でも使用されているガラスなので、ご存じのかたもいらっしゃるでしょう。

メーカーによって10年保証もついているので、安心です。

他にも輸入品のトリプルガラスサッシなども選択することができるので、家のデザインや要望に合わせて好みのデザインを選択することが可能となっています。

また、ウェルダンオリジナルの床暖房「ウェルダン」は地熱を利用した蓄熱式温水床暖房です。

高気密高断熱の家の場合には、エアコンよりも床暖房のほうがはるかにメリットがあるとしています。

床暖房は、リビングだけでなく、廊下や浴室まで全室設置することができ、設備費も暖房費も抑えることができる商品です。

北欧では一般的な床暖房で、湿度を高く保つことができ乾燥対策もできます。

また、温水拝観は高分子樹脂製でモルタル内に密閉されているので、紫外線の影響もなく耐久性は半永久としています。

蓄熱式温水床暖房については公式サイトの「ウェルダンの床暖房」で詳しく説明があるので、一度ご覧ください。

また断熱材の効果が最大限発揮されるように超高気密住宅に仕上がっています。

高気密住宅とは、計画した位置に給気口という形で家の隙間がまとまっており、それ以外の隙間が非常に少ない家のことです。

ウェルダンでは、気密性を高めるとともに、室内の湿気が壁内に入り壁内の結露を防ぐために、気密シートである『ペーパーバリア』を施工しています。

超高気密住宅というと、息苦しいイメージがありますが、24時間の計画換気システムが導入されています。

計画換気とは、24時間換気システムを使って住宅内に流れる空気を計画的にコントロールすることです。

日本では近年になって義務付けられましたが、欧米ではもっと前から導入されており、ウェルダンも早めに導入するようにしました。

汚染物質の排出や水蒸気の排出、臭いやほこりの排出、新鮮な空気の給気をおこなっています。

ウェルダンは断熱性と気密性ともに高い性能をもっている家です。

ウェルダンの保証・アフターサービス

新しい家を建てるうえで、費用も気になりますが、建てた後のことも重要です。

家が出来てからが新しい生活のスタートなので、トラブルなどがあったときにはしっかりと対応してくれる安心できる土台が欲しいですね。

ウェルダンには次のような保証制度が設けられています。

建物の保証制度

「住宅瑕疵担保履行法」に基づいて、ウェルダンではすべての家で「住宅瑕疵担保責任保険」に加入しており、家の引き渡し時に保証書を発行しています。

具体的には国土交通大臣指定の「JIOわが家の保険」によって、構造耐力上主要な部分及び雨水の侵入を防止する部分の瑕疵に対する10年間の瑕疵担保責任が保証されています。

さらに、JIO機構によって「基礎配筋検査」「躯体検査」の2階の通常検査が行われ、加えて「追加外装下地検査(防水部分についての検査)」を全棟標準に追加実施して、合計で3階の検査を受けています。

地盤調査及び地盤保証制度

地盤調査はジャパンホームシールド社により、SWS(スウェーデン式サウンディング)試験に加えて、SDS(スクリュードライバーサウンディング)試験をおこなっています。

調査をおこない同社の「新 地盤サポートシステム」によって引き渡し後20年間の期間にわたり、最大で5,000万円の地盤沈下事故に対する補償がついています。

定期点検制度

建物の引き渡し後6か月、1年、5年、10年にて定期点検が行われます。

その後も5年経過ごとの床暖房の不凍液交換及びシロアリ防除工事などメンテナンスのお知らせも届きます。

完成サポート

万が一、建物の工事途中で建築会社の倒産などによって工事が中断した場合に、建物完成へのサポートを受けられる「JIO完成サポート」(日本住宅保証検査機構)を任意で付加することができます。

建築会社なので、ウェルダンが倒産など家を建てられる状態ではなくなった場合の保証となっています。

フランチャイズの会社や大手の会社で店舗数が多ければ、他の店舗から支援の手があることもあるのですが、ウェルダンは一社のみとなっているので、万が一のために加入しておいた方が安心ですね。

税制優遇・補助金制度

他のハウスメーカーではあまり紹介されていませんが、ウェルダンでは公式サイトでも税制優遇や補助金制度の紹介をしています。

建築時期や立地条件、間取りや設備などの条件によっては取得できないケースもあるので確認が必要です。

紹介されているものとしては、

  • 認定低炭素住宅
  • 認定長期優良住宅
  • ゼロ・エネルギー住宅
  • 省エネ住宅ポイント制度
  • 住宅取得等資金にかかる贈与税の非課税措置
  • すまい給付金

などです。

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ウェルダンの評判・口コミ

実際にウェルダンに建築を依頼した人の口コミをまとめました。

良い意見がとても多く、想像とは違ったなどネガティブな内容がとても少なかったです。

どちらも参考になるものなので、ピックアップしてご紹介していきます。

ウェルダンの良い評判

〇「団地内の建築条件なしの土地を購入したので、まわりとの差別化を図りたいと思い、輸入住宅にすることにしました。

もともと北欧風の温かみのある外観やインテリアが希望だったこともあります。

ウェルダンは完全自由設計でしたので、こちらのあこがれを前面にかなえた家づくりをすることが可能ということでした。

北欧の木材をふんだんに使って、ウェルダンの最大の売りであり蓄熱式温水床暖房も導入したので、機能的にも満足のいく仕上がりになりました。

担当の設計士と二人三脚で、非常に有意義な家づくりができたと感じています。

綿密なヒアリングで融通もきくし、対応も素晴らしかったです。

こちらが仕事で忙しいことがあり、打ち合わせの回数も最小限で済むように工夫してくれました。

建物の費用は総額2,800万円で一般的な輸入住宅よりも費用を抑えることができ、本当に助かりました。」

〇「ウェルダンの家に住んでみると、想像以上に快適で驚きました。

建てる前に、快適さの説明を聞いており分かっているつもりでしたが、本当に想像以上です。

今までは寝ているとき夜中に寒さを感じて何度も目を覚ましていたのですが、引っ越してきてからは寒い冬でもぐっすりと安眠できるようになりました。」

ウェルダンの悪い口コミ

〇「先代の社長の著書を読んで、暖かい家を希望していたため相談にいったことがあります。

色々と熟慮したのですが、スウェーデンや北欧で採用されている換気システムや壁の工法は、日本の高温多湿の風土に向いていないのでは、と個人的に思ってしまいやめることにしました。

窓を開けての換気は行わないとのことで、これも私たちのライフスタイルには合わないと思いました。

立川にショールームがあるのですが、他のメーカーに比べると年季がある様子で、センスの面でも合わないかなと感じたのもひとつの理由です。

担当者は感じがよかったのですが、身だしなみは微妙でした。

見積もりをいただいたら、最初はもっとも高額のハイスペック仕様で提供されました。

話し合いの際に予算を数度確認されたのですが、こちらの反応に応じで見積もりを出してきている印象でした。

今回はお願いしませんでした。

ただ、大手メーカーに比べると手ごろな値段で注文住宅を建てられるのはよいなと思いました。」

〇「ホームページで冬でも暖かい家というフレーズに魅力を感じました。

耐震性や断熱性・気密性においては、他の大手のメーカーにも劣らないことが分かったのですが、長期優良住宅に対応していないといわれました。

節税などのためにも長期優良住宅を建てたかったので、今回は縁がなかったということで諦めました。」

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ウェルダンの平均的な坪単価

家を建てるうえで目安にするものとして、ハウスメーカーそれぞれの坪単価もひとつです。

安いところもあれば高いところもありますが、これはあくまでも目安なので、付帯する設備や間取り・造りによって左右するということを忘れてはいけません。

ウェルダンでは一級建築士がデザイン設計士、さらに材料などを一から選び輸入し、また断熱性や気密性を高める構造となっているので、一般的なハウスメーカーよりも高い設定がされています。

直接発注方式や無駄を省いた流れを作ってはいますが、やや高めの坪単価です。

過去の施工実績から、平均的な坪単価は85万円~100万円となっています。

ウェルダンの過去の施工実績

ウェルダンで施工された家は施工例として公式ホームページにて紹介されています。

神奈川県のお宅は、室内の床がすべてタイル仕上げとなっていて、靴を脱がないスタイルのおうちです。

この背景として、依頼者の愛犬への思いがあり、フローリングだと犬が滑ってしまうためタイル張りにしたそうです。

タイルだと掃除もしやすく滑りにくい材質などを選択することができるので、犬がいる場合には最適な床材として紹介されています。

また、家の一角に和の空間を作っていて、くつろぐスペースであるとともに、高さがあるスペースなので、下の部分は大容量収納庫として利用することができます。

東京都のお宅は、建築業界では珍しいリピーターとして二棟目を建てられた方の家です。

仕事で住み替えのため二度目のウェルダンでの建築となっています。

一般的にキッチンというとリビングと分かれているのですが、こちらのお宅は面白くリビングの中心にキッチンがあるという空間になっています。

アイランドキッチンになっているので、食事もできて家族が集まる憩いの場となっています。

また敷地条件が限られているので、地下室も作っています。

ウェルダンでは防水性能・換気性能・蓄熱式暖房があるので、じめじめしない快適な地下室を作ることが可能となっています。

さまざまな施工例が写真付きで紹介されているので、公式サイトの「施工例」をのぞいてみてください。

ウェルダンの商品ラインナップ

ウェルダンには企画住宅のような商品ラインナップはなく、標準仕様もありません。

完全なる自由設計で、建て主も参加型となっています。

多数の営業マンが在籍しているハウスメーカーでは、世の中のあらゆる建築材料を全員に熟知させ、提案していくことは不可能です。

そこで、主なデザインや仕様、価格によりいくつかのシリーズに分類し、さまざまな商品の選択の幅を少なくするために兵十仕様を決めて、専用パンフレットにまとめる手法がとられているとウェルダンでは伝えています。

施工主も分かりやすく選択幅が少ないので時間短縮になりますね。

ただ、ウェルダンが考える家づくりは、施主だけのオリジナルであるべきで「標準」というカテゴリーを設ける必要はないと考えています。

そのため、標準ではなく、特別の家づくりを行っていくことが可能です。

そのため、年間の受注棟数は限られているのが特徴で、少数の家をじっくりと建てていくことをコンセプトとしています。

ホームページでは、建築アイテム集として、玄関ドアやサッシ、屋根材、ホームシアターなどの多数のマテリアル、そしてエントランスやリビング、和室や吹き抜けなどのエクステリア・インテリアなどを多数紹介しています。

ウェルダンで家を建てるのに向いている人

さまざまハウスメーカーや工務店があり、どこが自分の理想に近い家を建ててくれるだろうと悩んでしまいます。

そこで、ウェルダンで家を建てるという人のぴったりな特徴をまとめました。

〇真冬でも素足で歩けるような暖かい家がよい人

〇夏の暑い時期でも節電して住みたい人

〇気密性・断熱性・耐震性ともに性能の高い家をつくりたい人

〇洋風な家(北欧や北米など)で輸入住宅を建てたい人

〇コストがかかってもよいのでたくさんの選択肢からアイテムや材料を選びオリジナルの家を建てたい人

〇普通の床暖房ではなく蓄熱式温水床暖房を導入したい人

などが挙げられます。上記以外にも「店舗が近い」など当てはまるかたはいらっしゃると思いますが、ホームページを見て、特徴を捉えて理想に近いと感じた場合には、まず相談からおこなってみてもよいですね。

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ウェルダンとよく比較されるハウスメーカー2選

建築依頼をする際に、あちこちのモデルハウスや店舗を回って比較することはとても大切なことです。

それぞれカラーが違うため、たくさんのハウスメーカーや工務店を見回り、特徴を理解していきます。

ウェルダンは、あちこち比較対象がある会社ではありませんが、いくつか似ている分野で迷っている方が多いとされるハウスメーカーがあります。

ひとつは「スウェーデンハウス」です。

北欧の家を中心に建築しており、全国各地にモデルハウスがあります。

こちらは企画住宅も用意されているので、イメージが持ちやすいのも特徴のひとつです。

また医院併用住宅なども建築しており実績の多い会社です。

もうひとつは、「マツミハウジング」もよく比較として名前があがっています。

外張り断熱で、涼温な家づくりをおこなっています。

ウェルダンと営業エリアが似ており、東京や神奈川、埼玉や千葉県のエリアが対象となっています。

著書も多数出版しており、本を読んで興味をもち建築依頼をした方もいらっしゃいます。

またウェルダンも得意とする地下室の空間づくりもとても人気です。

輸入住宅へのこだわりはありませんが、冬は暖かく夏は涼しい家・営業エリアが似ているという点で比較されています。

ウェルダンが対応しているエリア

ウェルダンは、東京の立川市に本社があるのですが、東京都以外でも施工を行っています。

施工エリアとしては以下の通りです。

東京都(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町)

神奈川県(横浜市、川崎市、相模原市、厚木市、大和市、座間市、海老名市、綾瀬市、寒川町、藤沢市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、伊勢原市、秦野市、小田原市、南足柄市)

埼玉県(さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、 春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、鳩ヶ谷市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市)

その他(千葉県、山梨県、群馬県、栃木県の一部を除いた地域)

上記のエリアでは施工が可能となっています。

相談などで、本社に何度か足を運ぶ必要があり、施工中にも足を運ぶことがあるので、遠すぎるとすぐに対応できないなどのデメリットも考えられますが、それでもウェルダンで建てたいというかたは、ぜひ相談してみてください。

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ウェルダンの会社概要

ウェルダンの名前の由来は、英語のWell-done(よくできた、立派にできた)からきています。

すばらしい家が完成したとき、ウェルダンと言って賞賛の言葉として使われているのです。

また、ステーキの焼き方で、よく焼いたものをウェルダンと言いますが、ウェルダンの会社でも床暖房を使用し体の芯から暖まるという意味も含まれています。

会社名でもあるのですが、蓄熱式温水床暖房システムもウェルダンと名付けられており、これが昭和61年と歴史のある名前となっています。

もともと、ハウジングシステム株式会社という名前だったのですが、システムに名付けた後、株式会社ウェルダンと社名変更しました。

床暖房にこだわった家づくりをおこなっている会社です。

会社概要は以下の通りです。

社名:株式会社ウェルダン

設立年月日:1982年(昭和57年)2月1日

代表取締役:兼坂 成一

本社所在地:東京都立川市栄町4-16-9

電話番号:042-525-2300

ファックス番号:042-525-0135

許認可等:建設業許可 東京都知事(般57)第63666号

蓄熱式温水床暖房ウェルダン(特許第1217665号)

一級建築士事務所 都知事 第28946号

宅地建物取引業 都知事 第83855号

まとめ

ウェルダンは、蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」を取り入れた家づくりを行っています。

輸入した材料やインテリアなどを使って、北欧風や北米風など、日本にいながらも海外の雰囲気を楽しむことができ、海外の家づくりの良い部分をしっかりと持ち込んで素晴らしい家をつくっています。

営業エリアは決められていますが、エリア圏内のかたで、理想の家に近いというかたは候補のひとつとして検討してみてください。

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