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「ローン残債以上で売らなければならない…」「一戸建てに引っ越したいからできるだけ高く売りたい!」
このような理由がなくても、マンションの売却を考えている方は、「売却希望価格」をお持ちだと思います。
一方、売却する期間を重視する人もいるでしょう。
「この日までに資金化しなければならない」、「買い替えのためタイムリミットが決まっている」。
このような方たちは、残念ながら希望する価格には届かないことが多いと考えられます。
マンションを売りたい価格で売るには、「期間」を諦めなければなりません。諦めるというより、余裕を持つと言った方が適しているかもしれません。
今回は、マンションを売りたい価格で売るコツを紹介します。
事情がある人も特に無い人も、希望の価格で売却したい方はぜひ参考にしてください。
もくじ
マンションを売りたい価格で売る為の4つのコツ
マンションを希望の価格で売却するコツは大きく分けて以下の4つです。
- 複数の不動産会社にマンション売却査定を依頼する
- マンションの販売開始価格を査定価格からかけ離れない
- マンションの売却を急がない、焦らない
- マンションが売れない場合には不動産会社の変更を考える
ただし、需要が低いマンションや、同じマンション内に適正価格で売り出されている部屋がある場合には、相場よりはるかに高い金額での売却は難しいこともあります。
しかし、これから説明する4つのコツは、どのような状況においても少しでも高く売却する可能性を高めるものです。
順番に説明していきます。
①複数の不動産会社にマンション売却査定を依頼する
売却するには、所有しているマンションがどれくらいの価格で売却できるのか知る必要があります。
相場価格を知るには、周辺物件の売り出し価格なども参考にはなりますが、売り出し価格と実際の売却成約価格では開きがあるもの。
正確な相場価格を知るのは難しいでしょう。
不動産会社に査定依頼をすれば、過去の成約事例や中古マンション市場の動向、マンション内の劣化状況などを相対的に見て査定してくれるので、一番正確な相場価格を知ることができます。
とはいえ、査定額には不動産会社によって差が生じるのも事実。マンションによっては、数百万円もの開きが生じることさえあるのです。
1社のみに査定を依頼し、その額を鵜呑みにしてしまえば損することにもなりかねませんので、必ず複数社に査定を依頼するようにしましょう。
査定依頼には、一括査定サイトを活用するのが大変便利です。
参考→不動産一括査定サイト33選ー評判も良い1番使えるサービスはコレ!
例えば、一括査定の老舗サイトとも言えるHOME4Uでは、数分で終わる必要事項の入力をすれば1度に6社にまで査定依頼をすることができます。
参画している不動産会社は、大手から地域密着会社まで様々。
サイトを運営しているNTTグループの会社が厳選していますから、安心して利用する事ができます。
高い査定額を付けた会社に詳しく話を聞いてみて、査定の根拠や売却方針などに納得できれば、売却を依頼するため媒介契約を締結して売却活動がスタートします。
② マンションの販売開始価格を査定価格からかけ離れない
売りたい価格といっても限度を知ることが大切です。
例えば、マンションの査定額が3,000万円の物件を4,000万円で売るのは常識的に考えて難しいでしょう。
マンションの査定依頼をした際には、各社は「チャレンジ価格」というものを提示してくれるはずです。
例えば、「成約に至るのは3,000万円程度かもしれませんが、3,200万円で売り出してみてもいいでしょう」などという提案です。
このチャレンジ価格を大幅に超えての成約は難しいとも判断できます。
早期売却を望んでおらず、高い価格からチャレンジしてみたい場合には、査定額の1割増ぐらいまでが現実的な数字かもしれません。
とはいえ、ライバル物件がなかったり、需要が高かったりするマンションでは予想外の価格で取引きされる例もありますので、不動産会社の方の助言も聞き入れながら価格を決めるようにしましょう。
値引き交渉を念頭に入れて価格設定する
また、3,000万円で売却したい場合には、3,000万円に価格を設定してはいけません。
多くの場合、購入希望者は購入申し込みの際に少なからず値引きを交渉してきます。
値引きに一切応じないという手もありますが、数十万円程度の値引きに応じるのはスムーズに売却するために必要なことでもあります。
手付金の金額や引渡し日の設定など、契約が決まれば買主と話し合って決めることはたくさんあります。
値引き交渉に応じることで良い印象を与えるのは、その後のことを円滑に進めるためにも有効でしょう。
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日本人的な考えではありますが、多少の値引き交渉に応じるのは「礼儀」とも言えるのです。
従って、3,000万円で売却したい場合には3,050万円や3,100万円などにするなど、値引き交渉分を加味した価格設定をする必要があります。
③ マンションの売却を急がない、焦らない
不動産会社が提示する査定額は、「3カ月以内に成約が見込める金額」という前提に算出されます。
査定額より価格を上げて売却するということは、3カ月以上の期間がかかることを覚悟しなければなりません。
参考→マンション売却にかかる期間って?売れるまでの平均は3ヶ月!?
とはいえ、買い手から何も反応がない状態で月日だけが過ぎていくようであれば、やはり価格が高すぎるということです。
問い合わせも無い、内見希望者すらいないという場合には、不本意でしょうが価格を見直す必要があります。
大幅な価格変更をする前に、「価格帯」を変えてみよう!
例えば、3,100万円で売り出していたものを2,980万円にすると、3,000万円以下で探している人の目に止まることになります。
3,100万円では候補にもならなかったものが、「見てみようかな」という気にさせることができるのです。
内見さえあれば、売却できる可能性は高まります。
内見希望者が継続的にいる場合には、売れないからとどんどん価格を下げずに、焦らず購入希望者が現れるのを待ってみましょう。
内見でよい印象を与えるためには、居住中であれば部屋の清掃を徹底するのはもちろん、見せ方にもこだわってみてください。
モデルルーム風な配置にしてみたり、明るさを調整してみたりするのも効果的です。
できる限り高額な売却を目指すには、このようなちょっとした気配りが重要になります。
④ マンションが売れない場合には不動産会社の変更を考える
不動産会社からすれば、『相場価格以上で売りたい!』という売主は正直言って厄介です。
単純にもらう手数料はほとんど同じなのに、売却期間が長ければ長いほど人件費や広告活動費が余計にかかってしまうからです。
価格が高い物件は早期売却が難しく、大規模な広告活動や顧客への紹介もしづらいのが事実でしょう。
その中でも積極的に販売してくれるという不動産会社と媒介契約を締結したとしましょう。
最初は積極的に売却活動をしてくれる不動産会社でも、売却期間が経過して買い手からの反響も減り始めれば、「売れないな。」と判断してしまい、当初のような積極性がなくなることはよくあります。
彼らも仕事ですから、複数ある担当物件の中で売れそうな物件や新規物件に力が入るのは当然といえば当然のことです。
そして、ただでさえ価格が高く注力しにくい物件です。
3カ月もすれば、不動産会社は、「売れ残り物件」と判断し、自ずと売却活動に消極的になるでしょう。
このような事態を防ぐには、3カ月を目安に売却を依頼する不動産会社を変更することです。
参考→マンション売却を依頼した不動産会社を変えたい!変更する事はできる?
もちろん、不動産会社の変更は1つの方法ですから、誠心誠意売却活動をしてくれている不動産会社については、半年でも1年でも売却を任せてもいいかもしれません。
ただ、不動産会社を変更することで、市場で再度新規物件として扱ってもらうこと、違う目線でマンションを見てもらうこと、売却活動の見直しをすることができ、売れない物件には有効的な方法だとも言えます。
売却活動中に不動産会社の変更をする際にも、一括査定依頼で紹介したhome4u等を活用してみてください。
「また査定が必要なの?」と思うかもしれませんが、複数社に査定依頼をすることで不動産会社の比較・検討ができるとともに、現在の売却価格や今までの売却活動について様々な意見を多数聞くことができるのです。
また、home4uで時間を掛けずに不動産会社を再選定することで、売却活動を滞らせることなく不動産会社の変更ができます。
マンションを売りたい価格で売るコツまとめ
売りたい価格で売るコツは、複数の不動産会社に査定してもらうこと、高望みしすぎないこと、時にはじっと待つこと、売れない場合には不動産会社の変更を視野にいれることの4つです。
そして、最低限のマンション売却に関する知識は売主である私たちも持っていたいものです。
マンションを売る方法は当サイトでも総合的にまとめていますので参考にしていただき、売りたい価格で売るために必要な知識を培って下さい。
どんな売却においても言えることですが、売却は売主が主導権を持っておこなうものではありますが、不動産会社の方の助言や見解をきちんと聞き入れることも非常に重要です。
「売りたい価格」についても、時には妥協が必要なこともあります。
今回紹介した4つのことは、「売りたい価格」というより、少しでも高く売却するための方法とも言えます。
可能な限り高額で売れたとしても1年や2年掛かってしまえば、マンションの維持費用などを考えれば結果的に損していることにもなります。
マンション売却で大事なのは、「より高く」「より早く」売却することです。
相対的に、ご自身に有益である売却価格と売却期間を見定めることが大切です。