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ハウスメーカーの評価

アエラホームの評判って?不動産のプロが教えるアエラホームの特徴や価格と坪単価

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近年ではローコスト住宅をメイン商品としてタマホームが設立20年足らずにも関わらずハウスメーカー売上ランキングで10位に食い込むなど、ローコスト住宅の需要が伸びてきています。

そんな中、タマホームよりも前にローコスト住宅を手掛けていたのがアエラホームというハウスメーカー。

元々小さな工務店だったメーカーでしたが現在では東北地方から東海地方の範囲で計50もの支店を持つまでに成長しました。

今回はそんなアエラホームについて解説していきましょう。

アエラホームとは

アエラホームは山梨県甲斐市で1984年に設立されたハウスメーカーです。

当時は株式会社ナカジマ、株式会社ライク、そしてアエラホーム株式会社と名称を変えながら現在の形態になりました。

アエラホームを語るうえで欠かせないのが、ローコスト販売です。

アエラホームのローコスト住宅

今ではローコスト住宅となるとタマホームが有名ですが、アエラホームは一時期タマホームを凌ぐローコスト住宅を建てるハウスメーカーとして有名でした。

その坪単価は驚きの26万円。

大手ハウスメーカーや工務店の坪単価が安くても50万円程度と考えても半額近い価格設定になっています。

しかしこの価格は床面積計算ではなく、施行面積計算によるものとなっており、床面積計算にすると坪単価は30万円を超えるでしょう。

それでもハウスメーカーとしては非常に安い部類に入り、ローコスト住宅メーカーの先駆けとなりました。

アエラホームが誇る外張W断熱工法

アエラホームは外張W断熱工法という独自の断熱工法を採用しています。

これは柱や屋根の外側から断熱材で包み込む外張断熱、そして建物の内側に面する柱や梁に吹付断熱で加工することによりワンランク上の高気密高断熱を実現。

さらに床断熱に使用される素材は厚さ40mmの最高級フェノバボードで、熱伝導率は驚異の0.019W/mkで、床からの冷気もシャットダウンしてくれます。

気密性を表すC値は省エネ目標値の5.0以下を大きくクリアする驚異の0.47という値をたたき出すなど、その断熱性能の高さが分かるでしょう。

アエラホームの誇る商品

現在(2017年11月)アエラホームでは5つの商品を展開しています。

  • 不動の人気№1の「クラージュ」
  • クラージュのワンランク上の品質にした「クラージュエアリア」
  • 低価格かつ長期優良住宅である「コスパス」
  • コストパフォーマンス抜群のデザイナー住宅「セレクトハウス」
  • 2017年の新商品。新ローコスト住宅の「プレスト」

この中でもクラージュはアエラホームの顔とも言って過言ではないほどの人気商品です。

それぞれの商品を見ていきましょう。

人気№1を守り続けるクラージュ

坪単価:45万円~

クラージュはアエラホームが誇る看板商品です。

以前は「NEWクラージュプラス」という商品名で、当時は坪単価24.8万円という常識外れのローコスト住宅として有名でした。

現在は坪単価40万円程度と少し高くなりましたが、その価格に見合わぬ高い品質で非常に人気の高い商品。

クラージュは外張W断熱工法で建てられており、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。

さらに花粉やPM2.5に配慮し、フィルターを設置。

「微粒子用フィルター」と「高機能フィルター」の二つの全熱交換型換気システムを標準で装備することにより、アレルギー問題も解決してくれます。

外装と内装はどちらもシンプルなデザインにすることにより、時代に流されずに末永く住み続けることが出来ます。

ワンランク上の住まい「クラージュエアリア」

坪単価:60万円

クラージュエアリアはクラージュのワンランク上を目指して建てられる住まい。

その特徴は全館空調換気システムを標準装備していることでしょう。

たった一台のエアコンで家全体を冷却暖房することにより、電気代の削減に。

さらに、家全体を一定の温度に保つことにより、冬場の温度差で心臓発作のリスクを高めてしまうヒートショック現象の危険性を低下させています。

さらに家を災害から守るために、アエラスとロング工法を採用しており、従来の1.3倍の太さの柱、強度1.5倍の木材など、従来の柱や壁の太さや強度を高めることで、地震や台風でも壊れない家づくりを実現。

坪単価はクラージュよりも高くなりますが、全館空調システムを取り入れている住宅の中では比較的安いほうなので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

コストパフォーマンスを求めた優良住宅「コスパス」

坪単価:30万円~

コスパスは坪単価30万円ながらも自由設計で長期優良住宅の認定を受けたコストパフォーマンスに優れた住宅。

断熱はクラージュのような外張W断熱工法ではなく充填断熱工法を採用しています。

これは断熱材を天井・壁・床に厚さ100mmのグレスウールを入れることにより外気をシャットダウン。

湿気が多くなるバス部分には湿気に強い押出法ポリスチレンフォームを入れることで、床内部が湿気で劣化することを防いでいます。

自由設計なので、間取りのプランやキッチンなどの設備を自分のライフスタイルに合わせることができ、なおかつ安価のため今後も売上を伸ばしていくでしょう。

デザイン性に重きを置いた「セレクトハウス」

坪単価:50万円~

セレクトハウスはアエラホームが誇る低価格のデザイナーズ物件。

デザイナーズ物件といっても自由にデザインしてもらうわけではなく4つのプランから好みのデザインを選ぶことになります。

  • 白を基調とした「シンプルモダン」
  • シンプルモダンに木目のデザインを取り入れた「ナチュラルモダン」
  • 和風のデザインをプラスした「和モダン」
  • 煉瓦デザインの外壁が爽やかな「南欧風」

さらに内装も階段や内装のデザインを上記4つのプランごとにデザインが違うため、異なるプラン同士で組み合わせも可能。

デザインの自由度は少々低いですが、シンプルなデザインが多いアエラホームの中ではデザインにこだわっている物件ということで、デザイン重視の人にお勧めできます。

2017年の新商品!ローコスト住宅の「プレスト」

坪単価:40万円~

プレストは2017年に発表したアエラホームの新商品です。

坪単価39.8万円で外張W断熱をかのうにした低価格高性能住宅を謳った商品。


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屋根には断熱性能の高い40mmのキューワンボード、外壁には同じく40mmのキューワンボードとさらに厚さ75mmのフォームライトSLを採用、床には合板とジュピーという素材を重ねた厚さ約70mmの断熱材を使用しています。

さらに耐震性を高めるために「ハイベストウッド」という素材を使用しており、住宅をすっぽり囲うことにより、地震が起きても家が倒壊しにくい構造に。

東日本大震災でもアエラホームの展示場に建てられた家は津波にも耐えた実績を持っており、その構造の強度の高さが分かるでしょう。

住宅内部の設備は最新設備を取り入れ、ローコストながらもグレードの高い設備が揃っており、住みやすい住宅となっています。

このようにアエラホームの商品は一番グレードの高いクラージュエアリアでも坪単価60万円から。

最安値のコスパスでも坪単価30万円からと、昔と比較して坪単価20万円台の商品は無いですが、それでも十分ローコスト住宅の範疇に入っています。

特に外張W断熱は評判がよく、ローコストながらも年間を通して過ごしやすい住宅づくりをしているメーカーと言えるでしょう。

アエラホームの売上高

ローコスト住宅を謳うハウスメーカーは他にもありますが、アエラホームの売上高はどのくらいの位置にあるのでしょうか。

2017年のハウスメーカー売上ランキングによると、アエラホームは全体の28位。

そこからローコスト住宅をメインに取り扱うタマホームやクレバリーホームのみ抜き出した場合、大体5位の位置にいます。

そんなアエラホームですが、昔ほど安いローコスト住宅を手掛けなくなってきました。

近年ではローコストよりも高性能住宅の商品を出しており、先程紹介したクラージュやプレストのような高性能かつ安めの商品を提供しています。

なぜ、アエラホームはローコスト住宅から高性能住宅にシフトしたのでしょうか。

ローコストゆえの低性能

リフォーム産業新聞という新聞でアエラホームの中島社長が2017年にインタビューを受けた記事があるので、それを見ていきましょう。―中島社長のインタビュー

中島社長はインタビューの中で、高性能住宅にシフトした理由を二つ述べています。

  • ドイツへ研修旅行に行った時の住宅建築の考え方の違い
  • 今まで建ててきた家の家主からのリフォーム依頼が増えたこと

ドイツのみならず海外では住宅は建ててからもずっと使い続けるという考え方があります。

古い家というのは日本では価値が暴落する物ですが、海外では真逆で価値が高まる場合もあり、築数十年や100年を超えた家に住んでいる人も少なくありません。

実際の家の寿命でも日本が平均30年とされているのに対し、アメリカでは44年、イギリスでは75年と日本と比べ長いことがわかるでしょう。

この原因として日本の住宅の質の低さが言われており、中島社長は同時期に建てた家のリフォーム依頼が重なった結果ローコスト住宅よりも高性能住宅に考え方をシフトしたとインタビューで述べています。

未だローコスト住宅として名前が挙げられるアエラホームですが、今後はさらなる高性能住宅の商品を出していくことが予想され、今まで通りの安い金額では建てられない可能性も。

しかし、その分築30年、40年建っても建てられる家づくりを目指していくのでしょう。

アエラホームの評判

高性能住宅を目指すアエラホームは実際どのような評価を受けているのでしょうか。

実際の評判を見ていきましょう。

<いい評判>

断熱性能がすごい

e戸建

アエラホームの外張W断熱と全館空調を兼ね備えたクラージュエアリアに住んでいる人からは、断熱性能と省エネ性能について高い評価を得ています。

夏場の暑い時期ですらも室内は25度前後で安定しており、冬の寒い時期は外気温が0度で部屋が25度でも結露が全く発生せず年間通して快適に。

電気代もエアコン2台をフル活動しても月12,000円程度と非常に安くなっております。

標準装備がいい

住適空間

アエラホームは標準装備のグレードが高いことで有名です。

ローコスト住宅の中でも装備のグレードが高いほうで、他社の大手ハウスメーカーと比較してもそん色はありません。

同じくローコスト住宅を得意としているタマホームなどとよく比較されていますが、その中でも上位のグレードの標準装備となっているようです。

<悪い評判>

営業担当者の質に差がある

どこの工務店やハウスメーカーにも言えることですが、支店や営業担当者によって対応が全く違うことがあります。

営業担当者の提案力の差が消費者の不安になることもしばしば。

予算を大きく超えてしまった、イメージと違ったなどのトラブルはどの会社でも起こりうることであり、特別アエラホームが悪いわけではないでしょう。

いい営業担当者や営業所に当たるかどうかは運次第なので、近くの営業所の口コミや評判などを事前に調べてから行ったほうがいいかもしれません。

まとめ

ローコスト住宅の先駆けとなったアエラホームですが、現在では徐々に高性能住宅に路線を変えてきているため、昔ほど安い価格では家を建てなくなってきています。

しかしその分、外張W断熱など高気密高断熱性を持ち、電気代も節約できる省エネ性能は目を見張るものもあり、プレストのような低価格でも高性能といった住宅を手掛けるようになってきているのは、企業努力を惜しんでいない証拠。

標準装備も大手ハウスメーカーに負けていないグレードのものを揃えているので、ローコスト住宅の路線から外れたとしてもアエラホームは独自の高性能路線で成長していくのではないでしょうか。



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