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東京都の首都圏で子育てしやすい街10選【2018-2019最新版】

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住む街を選ぶとき、「子育てのしやすさ」って考えますか?

「そんなのどこでも同じでしょ?」と思うかもしれませんが、各自治体によって待機児童数も違えば、育児サポートの手厚さも全く違うんです。

例えばもしお子さんが保育園に入れなかったら、親の仕事にも影響が出ますよね。

世帯年収も変わってきますし、住む家も変わってくる。

生活がまるで違うものにもなってしまいます。

そのため「子育てのしやすさを基準に住む街を選ぶ」というのは、子を持つ世帯なら考えても損はないことだといえます。

今回は「首都圏の子育てしやすい街10選」を紹介します。住まい選びの参考にしてみてくださいね。

「子育てのしやすさ」とは

東京都によると、平成29年度の小学生までの子供がいる両親世帯における共働きの世帯の割合は「61.5%」。

5年前の調査から7.7%上昇し、初めて6割を超えました。

小さい子供がいながら両親が働きに出るには、「預ける場所」が不可欠ですよね。

そのため今とこれからの子育て世帯が住む街に求めるのは、「子供の預けやすさ」が優先事項の上位になってくるわけです。

「預けやすさ」は、保育園の待機児童がゼロだからいいというわけではありません。

もちろんそれも1つの指標となりますが、「子供の熱が出たときの預け先」「小学校に入ってからの預け先」「保育料金」「保育内容」なども親としては気になるところですよね。

また「子供の育てやすさ」というのは「預けやすさ」だけではなく、その他自治体のサポート体制なども相対的に判断する必要があります。

日経新聞が発表した「子育てしながら働きやすい街ランキング」は、次の12個のポイントが評価の対象となっています。

評価のポイント

①認可保育園に入りたい人が入れているか
②認可保育園、今後の新設計画
③認可外保育園などの受け皿がどのくらい用意されているか
④ファミリーサポートセンターの充実度
⑤病後保育にあずけやすいか
⑥認可園の保育料が高いか安いか
⑦未就学児がいる世帯へのサービス・現物支給があるか
⑧学童保育が充実しているか
⑨保育士確保へ自治体独自の取り組みがあるか
⑩保育の質担保への取り組み
⑪幼稚園の活用
⑫未就学児の人数

(引用:日経DUAL)

首都圏 子育てしやすい街10選!

今回は上記の評価ポイントによってランキングされた地域から、首都圏エリアをピックアップして10選にまとめてみました。

早速見ていきましょう。

①東京都豊島区

豊島区は巨大ターミナル駅である池袋や、「おばあちゃんの原宿」で有名な巣鴨などがある区です。

としまえんやサンシャインシティ、水族館など、子供が楽しめるスポットも満載ですよね。

豊島区の子育て支援の特徴は、妊娠から出産、子育ての「切れ目のない支援」。

まず妊娠から出産までのサポート事業を、豊島区では「ゆりかご・としま事業」と名づけています。

多くの自治体は「産後」に助産師などとの面接サービスを提供していますが、豊島区は「妊娠中」から全ての妊婦と面接をおこなっています。

その際には、妊娠・出産・子育てに役立つ5,000円相当のプレゼントをしてくれるというのも驚きです。

妊娠届けを出した親には、「保育施設等利用意向調査」をおこなっています。

「今後保育園に入れる予定はあるのか」を、お腹にいるときから聞いてしまっているんですね。

それが奏功してか、東京都によると豊島区は平成30年4月1日時点で待機児童数ゼロを達成しています。

待機児童の多い23区は「保育園激戦区」とも言われていて、「ゼロ」を達成できている区ってとても少ないんですよ。

また豊島区は保育園だけではなく学童保育にも力を入れており、2016年時点で全ての公立小学校に学童施設を設置しています。

「小一の壁」って聞いたことないですか?

保育園には比較的入りやすくなった昨今でも、小学生になった途端に預ける場所がなくなってしまう問題です。

小学校の低学年っていったら、まだまだ一人でお留守番させるのは難しいですもんね。

そのため最近では、保育園だけでなく学童保育の充実も求められていることなんです。

まさに豊島区は妊娠から出産、保育園、学童と「切れ目のない支援」を実践できている数少ない自治体。

どれか一つ充実していても「切れ目」があれば親は働き方を変えていく必要がありますから、「切れ目のない」というのは非常に重要だといえます。

両親が安心して、継続して仕事ができることから、豊島区の子育て支援は高い評価を得ています。

②東京都港区

港区といえば白金や麻布、青山などの高級住宅街がたくさんある街ですよね。

高所得者が住んでいるイメージがある港区ですが、共働き世帯も多く、子育て支援には力を入れているんですよ。

港区の待機児童は2018年4月1日時点で、89人。

多いんだか少ないんだかわからないかもしれませんが、前年度からは約半減、お隣の中央区は188人、目黒区は330人ですから、かなり優秀な数字だといえます。

子育て世帯への嬉しい支援としては、

・出産費用の助成上限が60万円
・第二子以降の保育園無料
・妊産婦と3歳未満の子供がいる親へのコミュニティバス乗車券の配布

などが挙げられます。

国が出している出産育児金は42万円ですから、どうしても出産費用の高い23区だと自己負担額が出てしまうんですよね。

それが60万円まで助成となれば、自己負担なしでも出産できるでしょう。

また多くの自治体で保育園無料となるのは、第三子以降。第二子は「半額」というところが多いんです。

第二子が無料となれば、兄弟姉妹を出産するのも前向きになれますよね。

それは数字にも結果が現れていて、港区は23区で出生率トップの1.45。

全国平均1.44をわずかながらに上回っているのは、出生率の低い首都圏では異例なことです。

ただ港区といてば家賃が日本一高い地域といっても過言ではありません。

そのため保育所を運営する法人が、あまり進出したがらないという傾向があります。

その対策として港区は、保育所の運営法人に賃料補助を上乗せする予定があるということです。

③東京都渋谷区

渋谷区は渋谷駅の再開発が進んでいて、今後がさらに楽しみな地域ですよね。

そんな渋谷区の2018年4月1日時点の待機児童は151人と決して少なくはありません。

ただ現在、平成33年までに8箇所、定員にして584人分の保育施設を開園する予定があり、待機児童対策はしっかりとされているようです。

渋谷区は保育料の安さに注目です。

高所得帯では比較的高めに設定されていますが、平均的な年収700万円までの世帯の保育料は破格の3歳未満児1万2400円。一般的な費用のおよそ半額で、日本でも最安値ともいえるほどです。

学童保育はとても充実しており、全区立小学校で「放課後クラブ」が開設されています。

最長19時半まで預かってくれるとあって、正社員同士の両親でも安心して仕事を継続できるでしょう。

ただ病児保育については少々物足りなさが。区内には1施設しかなく、定員は6名となっています。

④東京都東大和市

多摩地域北部にある東大和市。

多摩湖や山間の景色がきれいな街ですが、西武新宿までは40分ほどでいけるとあって利便性も高いです。

平成30年4月1日時点の待機児童数は24人。

ただ平成24年度には保育所定員数1650人だったところ、平成30年度には定員数2,152人にまで増設。

平成29年度には待機児童数3人までに減らしましたが、ここに来て入所希望数がまた増えているようですね。

東大和市の育児支援で特筆したいのが、「保育園お迎えサービス」です。

お父さん、お母さん、お仕事中に携帯がなる度にヒヤヒヤしていませんか?

保育園からの「お迎え要請コール」、怖いですよね。

「体温37.5度以上」、「下痢が2回以上」、「嘔吐1回」などで即お迎え。

となる保育園が多いので、しょっちゅう呼び出される親御さんも少なくないでしょう。

具合が悪い子供が一番かわいそうなのはわかるんですが…正直仕事にならなくて困っちゃいますよね。

そんなときの「代わりにお迎えに行ってくれたら…」という切なる希望を満たしてくれるのが、東大和市のサービス。

しかもお迎えに行ってくれるだけでなく、病児保育室に子供を預けてくれるところまでしてくれるんです。

具合の悪いお子さんも、看護師さんがいる保育室に預かってもらえば急に帰ってこられない状況でも安心ですよね。

さらに、送迎にかかったタクシー代まで市が負担してくれるというのですから驚きです。

学童保育については待機児童がいるものの、学童の他に「ランドセル来館事業」で17時まで預かってくれる制度があります。


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父母の片方が時短勤務や非正雇用であればこれでも十分ですよね。

⑤東京都福生市

福生市は米軍基地があることでも知られていますね。

そんな福生市は、保育園、学童保育ともに待機児童ゼロです。

さらに特筆したいのは、小学生6年生までの保育サポートが充実している点。

一般的には、「病児保育」って小学校入学までの6歳までが対象なんです。

しかし福生市の場合は小学6年生まで対象。

そして学童保育も小学校4年生以上はなかなか受け入れてもらいにくい中、福生市では就労条件などを満たせば小学校6年生まで全員入ることができます。

小学校高学年っていってもまだまだ10歳~12歳。熱が出れば親は休まなきゃいけませんし、1人でお留守番させるのもかわいそうな時期ですよね。

中学に入るまで病児保育と学童保育のサービスがほぼ必ず受けられるのって、親にとっては大変ありがたく、安心できる制度だといえるのではないでしょうか。

また福生市は渋谷区ほどではないですが、保育料の安さにも定評があります。

認可保育園の抽選に漏れて認証保育園になってしまった場合も、その差額を上限なしに助成してくれる制度もあります。

そして市外の保育園を利用している人への助成もおこなっています。

例えば「勤務先の近くの保育所に入れたい」なんてケースも、福生市なら選択できますね。

⑥千葉県松戸市

東京都以外で「育てやすい街」トップなのが千葉県松戸市です。

江戸川区の隣に位置し、都内に出るのもすぐとあってベットタウンとして人気の街ですね。

松戸市は、2018年4月1認知時点の待機児童はゼロで。

しかし松戸市はそれだけでは満足していないようです。

認可保育園の定員は2016年時点で6,589人。

2018年現在は7,904人と着実に定員を増やしていますが、2020年度には8,550人を見込んでおり、4年間で2,000人近く定員数を増やす見込みがある松戸市。

市内のJR・私鉄の23駅全てに小規模保育所の設置を完了しており、待機児童ゼロに加え、利用者の利便性の追求もおこなっているのが魅力です。

松戸市は、子育てしている世帯の住宅購入への助成もおこなっています。

2017年に始められたのは、金融支援機構のフラット35を利用する子育て世帯に借入金利から当初5年間、利率が0.25%引き下げられる制度。

「子育て支援が充実している松戸市に新居を構えよう!」という世帯の背中をさらに押してくれる制度です。

さらに子育て世帯の「安心」に繋がるのが、子供の医療制度が充実しているところでしょう。

松戸市立総合医療センター内の夜間小児急病センターでは、365日、夜間に小児科の診療をおこなっています。

このセンターには救急・集中治療・専門外来が整っているので、急病はもちろん重症な患者についてもしっかり対応してくれるのが安心ポイントです。

保育・住・医療で安心できる松戸市。

首都圏の中でも利便性の高い地域とあって、これからも子育て世帯に人気の街で有り続けそうですね。

⑦東京都新宿区

新宿といえば、「都庁」「歌舞伎町」「オフィスビル群」などのイメージを持つ人も多いかもしれませんね。

でも実は、2016年度の「子育てしやすい街ランキング」で全国1位を獲得している新宿区。

今、子育て世帯に大変人気な街になっているんですよ。

新宿区独自の事業である「ゆりかご・しんじゅく」では、妊婦を対象に有識者が面談をおこない、子育て応援グッズを1万円相当プレゼントしてれるという嬉しい制度が。

2018年度の待機児童数も25人と23区内では圧倒的に少なく、引き続き子育てしやすい環境が整っているといえるでしょう。

学童保育は小学6年生まで対応していて、3年生までは優先的に入所できます。

また高学年の生徒も、小学校内の「放課後こどもひろば」で、季節によりますが最長18時まで過ごすことができます。

⑧東京都杉並区

住宅地が多い杉並区。

それだけ子供の数も多いのですが、平成30年度は待機児童数ゼロを達成しています。

学童保育施設も区内に約50もあり、こちらも学校数と子供の多さに対応しています。

杉並区の子育て支援の特徴は、「子育て応援券」を配布していること。

この券はインフルエンザの予防接種や子供を預けるサービス、家事援助などの支払いに使えるものです。

その相当額がけっこうなもので、まず出生時に2万円分、0、1、2歳児には4万円分、3、4、5歳児には2万円分と、合計で20万円分もの応援券を配布してくれています。

「ちょっと子供を預けてリフレッシュ」なんてなかなかできませんが、応援券を頂けるのなら「してみようかな?」という気にもなりますよね。

⑨東京都調布市

東京23区外ってちょっと利便性が悪そうに思えますよね。

でも京王線調布駅から新宿駅は特急でおよそ15分。

2駅で行けてしまうんです。

調布のランドマーク的存在でありFC東京の本拠地にもなっている「味の素スタジアム」は、東京オリンピックでの使用も決まっています。

そのお隣には「武蔵野の森総合スポーツ施設」も建設されており、スポーツの街としても今後期待ができます。

そんな調布市ですが、平成30年度の待機児童は167人と少なくありません。

ただ前年度の312人からは大幅に減らしており、今後の待機児童対策に期待ができます。

調布市では市がおこなう子育て支援と民間がおこなう子育てサービスを一つにまとめた、「コサイト」というサイトを作っています。

予防接種の連絡や保育園の募集、ベビーシッターの情報などが一つのサイトで閲覧できて大変便利です。

サイト内に掲載されているベビーシッターを利用すれば、市が料金を助成してくれることも。

まさに民間一貫となって子育てを支援しているのが、調布市の特徴です。

⑩東京都荒川区

荒川区の平成30年4月1日時点の待機児童数は80人。

少なくありませんが前年度が181人だったので、着実に対策はおこなわれている印象を持ちます。

荒川区の保育園の特徴は、可能な限り「園庭」を確保しようとしているところです。

最近、各自治体で待機児童対策として保育園の建設や誘致が続いています。

しかし場所の確保が難しいため、ビルのワンフロアだったり、土地が狭かったりするんですよね。

そのため「園庭」を持つ保育園って、今、本当に数が少ないんです。

園児たちは近くの公園に遊びに行ったりもしますが、園庭があるかないかでは子供たちの運動量に大きな違いがあります。

荒川区は、2017年には都立汐入公園内に保育園を開設しています。

「公園が園庭代わりになる」と、大変評判がいいようですよ。

「保育園用地の確保」は、どの自治体でも課題になっていますが、荒川区の職員は自転車

で区内を走りながら用地となりうる場所を探しているとか。

そのためか、荒川区の保育園は神社の駐車場だった場所や、ゲートボール場だった所など、様々な場所で開設されています。

柔軟な考えを持って待機児童対策がおこなわれている荒川区。

「あらかわ遊園」や「荒川自然公園」など、区で運営するスポットにも人気があり、子供に優しい街だといえるでしょう。

まとめ

少子高齢化の中、なぜこれほどまでに子育て支援に力をいれている自治体があるのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

実は「子育て支援」というのは、これからの自治体の「生命線」ともいえる重要な政策の1つなんです。

「少子高齢化」になっていけば子供は少なくなり、老人が多くなっていきますよね。それでは自治体の経済は成り立たなくなってしまいます。

「子育て世帯」って一番お金を使ってくれるんです。

住居を構えれば固定資産税も納税してくれますし、親も働き盛りの年齢ですからね。

なにより子供がいることで、その自治体の活性化が期待できます。

子育て世帯を増やしていかなければ、自治体の未来はないともいえます。

そのため各自治体、子育て支援は最重要課題に位置づけています。

それゆえに各自治体の「個性」も出てきているんですね。

住む街を選ぶのは、親。

しかしそれで子供の未来が決まってしまうのですから、「親本位」だけではなく、子供にとって一番いい環境だと思える街に住みたいものですね。



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