*

マンションを売る流れ

マンション売却の値引き交渉術ー高く売るための5つのポイント

更新日:

マンション売却時の値引き交渉対応とポイント

nebiki-kousyou

最初に決めるマンションの売り出し価格。この金額で実際に成約に至ることは、ほとんどありません。

その理由は、ほとんどのケースにおいて、買い手によって値引き交渉がされるから。「人気のマンションも値切られるの?!」と驚かれる方もいるかもしれませんが、不動産売買で値引き交渉は日常茶飯事です。

この値引き交渉を制することが、少しでも高く売却するためには必要不可欠です。

押さえておくべきポイントは5つ。

  • 値引き交渉は当たり前と考え、余裕を持って交渉に臨むこと
  • 値引きに少しでも応じれば、スムーズに契約に至る可能性がある
  • マンションの人気の度合いを見ながら、価格交渉を行う
  • 最初の価格設定に値引き分をあらかじめ考慮しておく
  • あなたに売りたい、と心情に訴える交渉をすること

今回は、値引き交渉を有利に運ぶためのポイントをご説明します。マンションは元の金額が高いだけに、値引き額も高額になります。

マンションの売却を考えている方はこちらを読んで、「そもそもなんで値引きしなければいけないのか」「少しでも値引き額を少なくするコツ」などを学んでおきましょう。

 

1. 値引き交渉は必ずあるもの! そのタイミングはいつ?

値引き交渉されたからといって、気分を害したりしてはいけません。交渉されるという前提で心構えをしておけば、余裕を持って自分に有利なように交渉に応じることも可能になります。

まずは、どのタイミングで値引き交渉されるのかを知っておきましょう。

不動産会社と媒介契約を締結すれば、ほどなく所有しているマンションは市場に出ます。マンションを気に入った人はまず内覧に来ます。

参考→マンションを売る時の内見対応ー売却率をあげる9つの内覧ポイント

そしてこの内覧で購入の意志を決めた人は、「購入申込書」もしくは「買付け証明書」などと呼ばれる文書を不動産会社に提出。この申込書には、購入の意志と購入希望価格が記されています。

購入希望価格は、マンションを売りに出している金額とは限りません。

むしろ、売りに出している価格より安い金額を提示されることがほとんどです。

この申込書をもって、値引き交渉がスタートするということになります。

 

どのくらいの値引きを交渉されるものなのか?

kousyou-seiristu

値引き要求の大小はケースバイケースですが、一般的には「端数捨て」から、多くて1割程度の値引きを要求されることが多いようです。

端数捨ては、1,980万円の売り出し価格に対して、1,900万円という端数を切り捨てた金額。1割程度の値引きでしたら、1,980万円に対して1,800万円といった具合です。

売り出し価格が高ければ、1割までもの値引き要求は少なくなりますが、3,200万円の売り出し価格に対して3,000万円、4,300万円の売り出し価格に対して4,000万円というような値引き交渉はよく見られます。

購入希望額は、必ずしも買い手が「この金額でなければ購入しない」というものではありません。

売主が少しでも高く売却したいように、買主は少しでも安く購入したいものです。中には本当にこの金額までしか出せないケースもあるでしょうが、買い手の多くは少しでも安く購入するために、自分の予算よりも低い金額で購入希望額を提示してくるものです。

1割引きの価格交渉をされても、1割まで値引きをしなくても購入を決めてくれる買い手も多くいるということです。

2.値引き交渉に応じることで、交渉がスムーズに

結論から言うと、値引き交渉に応じるか応じないかは売主次第です。

値引きを一切しないということもできます。上述通り、買い手も「この金額じゃなければ買わない」という訳ではありません。

値引き交渉とは、高く売りたい者と安く買いたい者の心理戦。値引き交渉は必ずといっていいほどされるものですので、この心理戦をいかに有利に進められるかが少しでも高額で売却するためには重要になります。

値引きはしないということもできますが、多少の値引きには応じることでスムーズに契約に至ることもあります。何も要求の通りに全額応じる必要はありません。3,200万円の売り出し価格に対して3,000万円という金額を提示されたら、「3,100万円までしか値引きしません。」という回答もできます。

しかし、一切値引きしない、値引きに全額応じない場合には、契約のチャンスを逃すリスクがあることを理解しなければいけません。

3. マンションの人気度合いを見ながら、価格交渉を行うべし

購入申し込みが複数件あって、売り出してからまだ1、2週間で内覧希望が後を絶たないケースでは・・・

大幅な値下げ交渉をされた場合には、少し強気に出てもいいかもしれません。今後、より高く売却できるチャンスが高いからです。

最初の購入申し込みで1割の値引きを承諾してしまったら、今後満額や少ない値引きで申し込みを入れてくる可能性が高い場合にもったいないですからね。


-よく読まれている人気記事-

知らないと570万円損をする!?
一括査定サイトを利用する絶対的理由と優良33サイト徹底比較⇒


スポンサードリンク

購入希望者も人気のある物件だとわかれば、一切の値引きをしないとしても購入を決めてくれることもあるかもしれません。

 

売却から数ヶ月経ってようやく購入申し込みがあった。内覧希望も少なくこのままの売り出し価格で売却できるかわからないケースでは・・・

こんな場合には、値引き交渉に柔軟に応じる姿勢が大切になります。

せっかく購入の意志を示してくれた方です。ある程度の値引きに応じることで、買い手を逃さないようにしたいものです。

とはいえ大幅な値引きに応じるかは状況次第。今後価格変更をしたら買い手が付く可能性があるのか、その場合今の購入希望価格より高く売れる可能性があるのかを見極める必要があるでしょう。

どんな状況でも売却活動は長引くほど売れにくい状況になり、売れない期間はマンションの維持費用などが余計にかかるものです。マンション売却は、早期売却と少しでも高額で売却することが鍵となります。

強気に一切値引きしないことで、売却期間が伸びることになり結果として損にはならないか。大幅に値引きして、今後高く売れるチャンスを逃すことにならないか。状況に応じて値引き交渉に臨む必要があります。

 

⒋ 最初の価格設定の際に、値下げ交渉分を加味する

不動産会社と媒介契約を締結する際、マンションを売り出し価格を決めます。査定額などから売却希望額を決めていきますが、この売却希望額をそのまま売り出し価格にしてはいけません。

値下げ交渉分を見通した金額を設定することで、ある程度の値下げ交渉に余裕をもって応じることができ、結果スムーズに契約に至れます。

参考→マンション売値の決め方ー売る時の適正価格のつけ方と売却相場

売却希望額が3,800万円であれば・・・

この時、3,800万円で売りに出しては一切の値引き交渉に応じられないことになります。値引き交渉分を加味すると、4,000万円位が妥当な金額です。

端数捨てで成約に至るのも多いことを考えると、「3,980万円」がベストな金額。3,980万円で売り出せば、端数を捨て3,900万円での成約も見込めます。

また価格の末尾が「80」となっていると、買い手は自ずとお得感を感じやすいもの。4,000万円と20万円違うだけで3,000万円代となり、心理的な安さを与えることができます。

 

5. おすすめ値引き交渉術

値下げに応じることで、スムーズに契約に至ることができますが、やはり少しでも高く売却したいですね。

そこで、値下げ交渉時に有効的な交渉術を1つ紹介します。

 

3,200万円の売り出し価格のマンションに対して、3,000万円の購入申し込みが入ってきたら・・・

せっかくの購入申し込みだけど、200万円も値引きたくない…こんな時には「いくらまで出せるか?」を買い手に聞いてみましょう。

ただ、ぶしつけに聞いてはいけません。「心情に訴え」かつ「あなたに売りたい」という意志を伝えることが重要となります。

例えば、「マンションを気に入っていただいてありがたいです。でも、こちらもローンの残債などの兼ね合いで、200万円の値引きは厳しいのが現実です。こちらも精一杯努力致しますので、どのくらいの金額までなら出していただけるでしょうか」。

こんな風に不動産会社を通して伝えれば、多くの買い手は譲歩してくれるものです。

このあと買い手は、3,080万円などの数字を提示してくるはずです。この金額で手を打つのもいいですが、もう一歩譲歩してもらうために「3,100万円はいかがでしょう?」と打診してみましょう。だめなら3,080万円で手を打てばいいのです。

最初から「3,100万円じゃなきゃ売らない」と言うよりも、3,100万円で成約できる可能性が高くなる方法です。

 

値引き交渉は売主、買主による歩み寄りが大切

マンションの売買とは、結局は人と人との関わり合いです。購入希望額が厳しいと思うようなものなら、正直に伝えてみましょう。両者が歩み寄ることで、売買金額が決まることも多くあります。

また、マンション引渡し後に設備不良や物件自体の不具合などが起こる可能性があります。このような問題が生じた時に、買主と少しでも良好な関係が築けていれば大きな問題にならずに解決できることもあります。

買主は自分の住んでいたマンションに今後住むことになる人です。これも何かのご縁ですよね。

少しでも気持ちよく契約に臨んでもらい、気持ちよく新生活が始められるよう「一切値引かない!」と決め付けるのではなく、数十万円の値引きには快く応じることが、ご自身にとっても良いことだといえます。

 

マンション売却時の値引き交渉まとめ

 

できれば売り出している価格から一切値引きなどしたくはないですよね。

しかし今の不動産業界では、端数捨てなどの値引きは一種の礼儀のようなもの。買主に気持ちよく購入を決めてもらうことは、スムーズに契約から引渡しまでを終え、今後の良好な関係を築く上でも重要なことです。

そのためにも値引き交渉の心構えをし、価格にも交渉分を反映させておくことがポインとなります。

余裕をもって価格交渉に応じることができれば、自分に有利に交渉を進めることも可能になります。



banner
-よく読まれている人気-

知らないと570万円損をする!?
一括査定サイトを利用する絶対的理由と優良33サイト徹底比較⇒


-マンションを売る流れ

Copyright© , 2017 AllRights Reserved.